魚介類

魚介類は、海藻類にもビタミン、ミネラルに加え、整腸作用や機能性を有する食物繊維が多く含まれております。

鮭には高タンパク低カロリーの素材が多く、陸の素材には少ない様々な栄養素、カルシウムなどが含まれております。

鮭は、スーパーフードとも言われており、良質なタンパク質、DHAとも呼ばれるドコサヘキサエン酸やEPAとも呼ばれるエイコサペンタエン酸などの不飽和脂肪酸、ビタミンB群、ビタミンD、ビタミンEなどの様々な栄養素が含まれています。
サケは消化・吸収の良い良質なタンパク質に富み、脂肪分もEPAやDHAなど不飽和脂肪酸が中心のため、美味しいうえに健康に良い食材です。
サケに含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)は血中のコレステロールを抑えて血液の流れを良くし、動脈硬化や血栓、高血圧を予防します。
DHAについてはさらに脳の細胞を活性化させ、ボケを予防する効果も指摘されています。
ほかにも、サケには栄養素の代謝を促すビタミンB群や、カルシウムの骨への吸収を進めるビタミンDが豊富に含まれています。
また、抗酸化の力で細胞を守るビタミンEが多いのもうれしい特長です。

鮭の皮

鮭の皮には、コレステロールの代謝促進や肝臓強化に優れた効果を発揮することで話題のタウリンが豊富。
皮には他にもカルシウムやビタミンB2などの栄養素が含まれており、もともと栄養価の高い鮭の身の部分と合わせて食べると、非常に万能な食材ともいわれてます。

鮭の白子

脂肪分が少なく栄養価が高い食品で、低カロリー高タンパク質低コレステロール、栄養分も豊富で、ビタミン類やカリウム、リンといったミネラルも豊富です。
白子とは魚の精巣にあたる部分のことをいいます。
白子の成分は約80%が水分で、他にたんぱく質が15%で脂質と炭水化物、ナトリウムなども含まれており核タンパクなる物質を持ち、この核たんぱくはDNA(核酸)とプロタミンからできてます。
元気、食欲のない子、出産後、手術後の子におすすめです。

核酸
肥満の予防や糖尿病の改善、また、正常な細胞をますます元気にしたり、がん細胞を抑制すると言われています。
疲労回復、免疫力の向上、脳機能改善、肥満予防、糖尿病予防、貧血予防、がん予防に良いと言われてます。
プロタミン
魚介類の精巣に多い成分で60%がアルギニンです。
肥満の予防、滋養強壮、免疫力の向上、新陳代謝のUPなどに良いと言われてます。
また、インシュリンの分泌を活発にするので糖尿病の予防にも効果的と言われてます。
免疫力の向上、肝臓のアンモニアの解毒、血流改善、動脈硬化、心筋梗塞の予防、成長ホルモンの分泌を促進、糖尿病予防、生活習慣病予防

ぶり

ぶりの栄養には、良質なタンパク質が豊富で、ビタミンB群の一種、ナイアシン、タウリン、ビタミンD、鉄分が豊富に含まれています。
体だけでなく頭の健康に欠かせない栄養素が豊富に含まれている魚です。
ブリは青魚なのでEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれている魚です。

DHA
ブリの脂に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)は、脳の活動を活性化させる重要な成分で、脳内全域で脳の伝達性を高める働きをしている。
また、DHAは脳の働きを活性化するといわれている。
EPA
EPA(エイコサペンタエン酸)もまた、ブリの脂に多く含まれる物質。血液をサラサラにし、動脈硬化の予防に効果的とされている。それだけでなく、アレルギー症状の緩和や精神的な安定にも効果をもたらすとされ、現在でも研究が進められているようです。
たんぱく質
ブリには体を形作るために使われるたんぱく質も豊富だ。摂取されたたんぱく質は筋肉や骨を作るために使われる。日々の成長に欠かせない物質でもあり、怪我を修復するのにも欠かせない物質と言われてます。

ほっけ

健康維持に欠かせない、ビタミンA、D、カルシウム、EPA、オメガ3、ビタミンB12が豊富に含まれているスーパーフィッシュです。

ビタミンA
皮膚や粘膜の機能を維持する働きがあります。感染症や風邪の予防など、免疫力向上に効果があります。
カルシウム、ビタミンD
カルシウムが豊富でビタミンDも含まれます。 ビタミンDは、カルシウムの吸収率を高めたり、骨への沈着を促進すると言われてます。
EPA
血液をサラサラにする効果があります。
ビタミンB12(DHA)
神経の働きやDNA合成と関わるビタミンです。葉酸と共に赤血球中のヘモグロビンを生成する作用があり貧血を予防すると言われてます。
オメガ3(n-3系脂肪酸)
ほっけの脂には、オメガ3(n-3系脂肪酸)が豊富に含まれています。
オメガ3は、コレステロール・中性脂肪・血圧の低下、心疾患の予防といった効果があると言われており、健康を維持するうえで大切な多価不飽和脂肪酸の一種です。オメガ3のひとつであるEPA(エイコサペンタエン酸)は、魚の脂に豊富な成分で、血管や血液の健康と深く関わっています。血液をサラサラにして血栓を予防し、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などのリスクを下げる効果が期待できます。