2023.02.27

【サプリのトリセツ③】酵素野菜サプリの使い方

サプリのトリセツ

「ペット用サプリを使っているけど、与え方はこれで合っているのかな?」
「せっかくサプリを買ったけど、ペットが喜んで食べてくれない…どうしよう」


そんなモヤモヤをお持ちの飼い主さんから「ペット用サプリの使い方」についてご相談をお受けすることがあります。
そこでサプリの使い方を事細かに解説する「サプリの使い方」=サプリのトリセツを作りました。

今回は腸内環境を整え、免疫向上に効果的と人気の
「北海道産50品目酵素野菜サプリ」(植物発酵酵素サプリ)【粉末・液体】の使い方をご紹介します。

【製品ラインナップ】

酵素野菜サプリ(粉末タイプ)の使い方

スプーンで計量し、フードにふりかけて混ぜて与えてください。
フードはウェットでもドライでもOKです。

【1日に与える目安量】
小型犬/小さじ1杯から大さじ1杯(約5g~10g)
中型犬/大さじ2杯前後(約20g)
大型犬/大さじ3杯前後(約30g)

サプリメントはお薬ではなく食品ですので、この量はあくまで目安です。
ペットのお好み、体調等に合わせて与えてください。

酵素野菜サプリ(液体タイプ)の使い方

  • お皿に入れてそのまま与える
  • フードにかける
  • シリンジで与える

【与える目安量】

栄養ドリンク状のサプリですので、
飲めるだけ与えても大丈夫です。
「飲む点滴」と言われている商品です。
食欲がないなど、栄養不足の心配があるワンちゃんは、
少し多めに摂取をおすすめします。

お水で薄めてお水代わりに与えるのもおすすめですが、
その場合、瓶の中にお水を入れないでください。
器に酵素を入れ、飲む分のみお水で薄めてください。

◇よくいただく質問集◇

Q:酵素野菜サプリを特におすすめしたいのは、
どのようなお悩みのある子、どのような疾患の子ですか?

→酵素野菜サプリは、健康の悩みを持つ子はもちろん、
健康な子にも日ごろから健康維持のために飲んでいただくことをオススメしております。
酵素野菜サプリは約23種類のオリゴ糖や食物繊維を含んでいます。
オリゴ糖は腸内の善玉菌のエサになり、善玉菌が増え、腸内環境が整いやすくなります。
その結果、腸内に7割が存在するという免疫細胞の働きを高め、免疫力をアップすることを目指しています。


また植物発酵酵素に由来する様々な栄養を含んでいますので、以下のような目的には最適です。
免疫力をつけたい
病気後の体力回復
妊娠中の体内環境改善
ストレス改善
ダイエット

【参考ブログ】
【ブログ】ペットの肥満が増えています。正しいダイエットで健康に!

液体タイプは、少量で植物発酵酵素の栄養を効率よく摂取できますので、
シニアの子、食欲がない子でも飲みやすくなっています。
粉末を食べてくれない子にもお試しください。

Q:酵素野菜サプリ【粉末タイプ】が「犬用」となっているのはなぜですか?
猫は摂取しないほうが良いのでしょうか?

→はい。猫ちゃんには液体タイプのご使用をオススメしております。

なぜなら、粉末タイプの酵素野菜サプリには、原料由来のカルシウムが多く含まれているからです。
特にすでに結石のある子、その傾向がある子は摂取をお控えください。
猫ちゃんはワンちゃんよりも結石になりやすい傾向があります。
(ただし、カルシウム不足の子がカルシウムを補うために食べるのでしたら大丈夫です。)

猫ちゃんは、尿のpHがアルカリ性に傾くとリンやマグネシウムが結晶化し、
「ストルバイト結石」という結石ができやすくなります。

尿のpHが酸性になるとカルシウムが結晶化し
「シュウ酸カルシウム結石」という結石ができやすくなります。

液体タイプはカルシウムの含有量が少ないので、結石の原因となる心配がなく、安心してお召し上がりいただけます。

Q:酵素野菜サプリを摂取しないほうが良いのは、どのようなお悩みのある子、どのような疾患の子ですか?

→先ほどの質問と同様、ワンちゃんでも結石の子や、その傾向のある子にはオススメできません。
そのような体質の子は、ワンちゃんも猫ちゃんも、液体タイプをご利用ください。


Q:目安として、粉末1袋100gで何日ぐらい使えますか?

→1日の投与量
小型犬/小さじ1杯から大さじ1杯(約5g~10g):10日~20日
中型犬/大さじ2杯前後(約20g):5日
大型犬/大さじ3杯前後(約30g):3~4日

Q:酵素野菜サプリには、特有の味や匂いはありますか?
ペットは嫌がりませんか?

→発酵し切っていますので、匂いはほとんどありません。
ワンちゃんは味を感じることはできますが、人間に比べて味覚が発達していないため、慣れれば食べてくれる子が多いです。
ネコちゃんは一般的に慣れるまで時間がかかる子も多いです。
最初はごく少量から与えてあげてください。

Q:どのようにして保存すれば良いでしょうか?
保存期限はどのぐらいでしょうか?

→<開封前>
粉末・液体ともに直射日光、高温多湿を避け、28℃以下(常温)で保存してください。

<開封後>

【粉末タイプ】

直射日光、高温多湿をさけ常温28℃以下でご保管ください。

冷蔵庫に入れる必要はありませんが、パッケージごとタッパーなどの密閉できる容器に入れて保存し、酸化を防ぐと良いでしょう。
保存期限は開封前は24か月、開封後は1~2か月以内に使い切るのがオススメです。


【液体タイプ】

直射日光、高温多湿をさけ常温28℃以下で保管するか、冷蔵庫に保管してください。

(夏は常温ですと少し発泡してくる可能性があります)

当社の酵素野菜サプリの場合、液体タイプは賞味期限がないのが特徴です。

自然の微生物(製造している樽、環境にある)を使用し、
人工的に微生物を添加したりしていないためです。
これが本当の発酵酵素としての特徴です。


Q:原料由来のアレルギーを起こす可能性はありませんか?

→酵素野菜サプリの原料として使われているのは、以下52種類の野菜・果物です。


てんさい糖、リンゴ、ニンジン、ダイコン、キャベツ、セロリ、キュウリ、バナナ、タマネギ、ゴボウ、ホウレンソウ、ナシ、ミカン皮、トマト、ピーマン、ニンニク、ミツバ、ウド、アスパラ、食塩、クマザサ、クローバー、コンブ、フキノトウ、タンポポ、オオバコ、エンドウモヤシ、スギ葉、パセリ、カブ、パイン、ブドウ、イチゴ、イタドリの若芽、アサツキ、ハクサイ、エノキタケ、サラダナ、シュンギク、ヨモギ、セリ、ニラ、トドマツ葉、アサシソ、ワカメ (全52種類)

酵素サプリに使用されている食材は、発酵過程ですべての食材のタンパク質がアミノ酸へと分解されております。
そのため、栄養成分を効率よく吸収することができるのです。

食物アレルギーは基本、食材中のタンパク質に反応して症状が出ると言われておりますので、
アレルギーがある子も酵素サプリを摂取して改善されたとのお声も頂いております。
安心してお与えください。
ご心配な方は、かかりつけの獣医さんへご相談の上ご利用ください。

Q:タマネギやアサツキ、ニンニクなどネギ属の野菜が原料に含まれているのですが、
これらの野菜はペットには毒なのではありませんか?

→おっしゃるように、ネギ属の野菜には溶血成分(アリルプロピルジスルフィド)が含まれており、そのままペットが摂取すると中毒のリスクがあります。

アリルプロピルジスルフィドは、加熱してもペットへの有毒性は消えません。
しかし、酵素野菜サプリでは、発酵の過程で完全に分解され無毒化されていることが、
公的検査機関にて検証済みです。
安心してお与え下さい。

Q:うちの子は病気で食欲がありません。どうやって与えるのが良いでしょうか。

→食欲がない子でも、決してあきらめないでください!
たもぎ茸サプリやアロニアサプリと同様、以下のような与え方をご提案しています。

犬:ウエットフードに混ぜる。鶏肉の煮汁に混ぜる。牛乳に混ぜる。
猫:ウエットフードに混ぜる、鰹ぶしの煮汁に混ぜる、牛乳に混ぜる、チュールに混ぜるなど。

ペットが美味しいと感じるもの、大好きなものと一緒に与えてあげましょう。
また、比較的飲みやすい液体タイプをご利用いただくのも一つの手です。

Q:好き嫌いが激しい子には、どうやって与えるのが良いでしょうか?

→最初は耳かき1杯分程度のごく少量を与え、
匂いを覚えさせることからスタートしてみてはいかがでしょうか。
慣れさせることが大切です。

Q:ネコちゃんへの与え方はワンちゃんと同じで良いでしょうか?

→与え方は同じですが、多くのネコちゃんはワンちゃんよりも味や匂いに対して敏感です。
ごく少量ずつ与えて味、匂いに慣れさせることが大切です。
ネコちゃんの場合は特に、最初は食べてくれなくても仕方ない、とお考えいただければと思います。

Q:お薬との飲み合わせや、与えてはいけない疾患はありますか?

→先述しました「原料に含まれる野菜・果物に対する食物アレルギー」を持っている子には決して与えないようにしてください。
これまで、お薬との飲み合わせで問題があったという報告はございませんが、
今服用されているお薬との飲み合わせが気になる場合、
かかりつけの獣医さんにご相談いただければと思います。

Q.便秘や下痢など、お腹の調子が悪くなることはありませんか?

→酵素野菜サプリには、食物繊維や善玉菌のエサとなるオリゴ糖が豊富に含まれているため、
飼い主さんからはうんちがゆるくなったり、お腹の調子に変化が見られることがあるというご報告をいただいております。(影響には個体差があります)

これは腸内環境の変化に伴って起きる好転反応ですが、
心配に感じられる場合は、摂取量を減らすなどして様子を見てください。
気になる症状がある場合は、獣医さんにご相談ください。