冬はクリスマス、お正月、節分など、
美味しいものを食べる機会が多いですね。
人間も食べすぎが気になったりしますが、
ペットも冬に太りやすい子が増えるようです。
冬は気温が下がるので、
体は体温を上げようと代謝を上げるので、
消費エネルギーが増える季節なのですが、
寒くなると運動不足になりますものね。
皆様のペットはいかがですか?
残念ながら冬に限らず、
現代は肥満のペットが増えています。
ペットのダイエット法について
ご質問をいただく機会も増えてきました。
すでに取り組んでいるけど、
なかなか結果が出ない…という飼い主さんに、
現在の方法を伺ったところ、
内心ドキドキすることがあります。
中には、ペットの健康に良くない、
危険なダイエットをされている飼い主さんもいらっしゃるのです。
ペットの健康を思い、
善意で行われていることなのですが、
結果として、ダイエットの成果が出ないばかりか、
ペットの健康まで害する恐れがあります。
そこで今回は「ペットの正しいダイエット」について
情報をお伝えしたいと思います。
肥満のペットが増えている
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肥満のペットが増えている現代、
3匹に1匹のペットが肥満とも言われています。
病気以外の原因としては
- フードの高栄養化
- 食べる量が多すぎる
- おやつの食べすぎ
- 生活リズムの乱れ
- 運動不足
などが挙げられます。
ペットにおいて肥満とは、
適正体重を
犬では15%以上、猫では20%以上超えている状態ですが、
個体によって筋肉質な子、骨太な子もいますので、
体重だけでは肥満を判定できません。
肥満とは、体脂肪が過剰に蓄積した状態ですので、
体脂肪率35%以上なら肥満です。
動物病院に行くと、ペットの体脂肪率を測ることができます。
ご家庭で測るのは難しいですので、
BCS(ボディコンディションスコア)という目安を利用すると良いでしょう。
これは見た目と触った感じで、
愛犬(愛猫)の体格の状況を知るためのガイドラインです。
![](https://healthyanimals.jp/control-panel/wp-content/uploads/2023/01/inu.jpg)
![](https://healthyanimals.jp/control-panel/wp-content/uploads/2023/01/neko.jpg)
これならとても分かりやすいですね。
BCS3までなら肥満ではありません。
皆様のワンちゃん、猫ちゃんはいかがでしょうか。
太ると何がダメなのか?
![](https://healthyanimals.jp/control-panel/wp-content/uploads/2023/01/1439928_s.jpg)
ぽっちゃりしたワンちゃん、猫ちゃんは、
コロコロと愛らしいので、
病気というわけでもないし、
このままでも良いのでは…と思ってしまう飼い主さんも多いでしょう。
しかしペットの肥満は、以下のような健康問題を招きます。
●足腰への負担が増える
●腎臓や肝臓への負担が増える
●糖尿病や心臓病のリスクが上昇する
特に先天的にヘルニアになりやすい犬種(ダックスフンドなど)や、
先天的に股関節形成不全を持っていることがある犬種など、
足腰が弱い犬種は要注意です。
たまにお腹が地面にこすれるほど丸々としたダックスや、
コーギーに出会うと可愛くて微笑ましいのですが、
ペットの健康を考えると、早めに適正体重に戻してあげるのが良さそうです。
ダイエットはペットにストレス!
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人間の場合、
ダイエットはある程度時間をかけ、計画的に行うのが正しい方法です。
しかし、ペットの場合、
長期にわたってダイエットをすると、
ストレスがたまりやすいです。
ワンちゃんの1年は人間の約4年に相当すると言われています。
1年間かけてダイエットした場合、
人間でいえば4年間ダイエット生活を続けるようなものです。
心身ともになかなか厳しいですよね。
もちろん、重度の肥満など、
時間をかけて減らしていかなければならない場合もありますが…。
急激なダイエットはアウトですが、
あまり長くダイエットをさせるのも考えものなのです。
理想体重と必要カロリーを知ろう
![](https://healthyanimals.jp/control-panel/wp-content/uploads/2023/01/1251621_s.jpg)
今、肥満ではない子でも、
日ごろから体の変化をよく観察し、
定期的に体重を計ってあげましょう。
肥満以外に、急激な体重変化など、
体調不良の兆候に素早く気づくことができます。
ペット用の体重計も販売されていますが、
人間用の体重計でも測ることができます。
その場合、飼い主さんがペットを抱っこして計量し、
次に飼い主さんの体重を計量、
その差を計算すればペットの体重が分かります。
犬種ごとの理想体重が知りたい場合、
インターネットで検索すれば色々な情報がありますが、
特にワンちゃんの場合、
「ジャパンケネルクラブ(JKC)」のサイトが参考になります。
犬種ごとの理想体高(犬種によっては理想体重も)が掲載されています。
ちょっと太ったかも…という段階で気づけば、
少しの期間で取り戻すことができますので、
こまめにチェックしてあげてくださいね。
また、体重や属性、
日ごろ食べているフードのカロリーなどを入力すると、
必要カロリー、フード量を計算できるサイトもあります。
犬のカロリー計算Ver3.0
(リンクフリー:獣医師広報版さまより)
ダイエットを始める際は、
正しい情報に基づいて行いましょう。
健康にやせる!酵素ダイエット
![](https://healthyanimals.jp/control-panel/wp-content/uploads/2023/01/25472838_s.jpg)
ペットのダイエットで重要なのは、
フードの量を減らしても、
栄養分はしっかりと与えることです。
また、急激なダイエットはダメですが、
ダイエットをあまり長引かせるのは
ペットにとってストレスですので、
おすすめできません。
なるべく短期で、カロリーは減らしつつも、
栄養はしっかり取ってもらうダイエットが成功しやすいです。
色々な方法があると思いますが、
ヘルシーアニマルズでおすすめしているのは「酵素ダイエット」です。
これはペットにあまりストレスをかけないダイエット方法です。
カロリーは減らしても、ペットに必要な栄養は減らさず、
健康的かつ、効率的にダイエットを行うことができます。
用意するものは、ヘルシーアニマルズオリジナルの植物発酵酵素(粉末タイプ・液体タイプ)です。
![粉末酵素サプリ](https://healthyanimals.jp/control-panel/wp-content/uploads/2023/01/d815d7555de8dc678ee28b401ff616ca-300x300.jpg)
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植物発酵酵素には、約23種類のオリゴ糖が含まれています (うち、6種類は特許)
普段摂りいれる機会の少ない微量成分(発酵代謝産物)の摂取も可能です。
また、食事において酵素の働きを利用し、体内酵素の負担を軽減して、
生体の代謝効率をアップします。
オリゴ糖は善玉菌のエサになるので、
善玉菌が活性化され、腸内環境が改善され、
免疫力向上が期待できるというものです。
酵素ダイエットとしておすすめしている方法には、
以下の3パターンがあります。
どの方法を選ぶかは、その子によります。
粉末が苦手な子は、液体タイプを用いる方法が良いでしょう。
お腹がすきやすい子、食欲がとても旺盛な子は、
粉末はお腹の中でかさが増え、満腹感があるので、
粉末タイプも用いる方法にしたほうが良いでしょう。
パターン①粉末タイプを用いた方法
●いつものフードを約80%か70%の量にして、
今まで食べていた分との差分を酵素パウダーで補う。
酵素パウダーはお湯でふやかして、フードにトッピングする。
パターン②液体タイプを用いた方法
食餌全体は、いつもの食事の80%か90%のカロリーを摂れる量に抑え、
その一部を液体タイプの酵素に置き換える。
例)1日400kcal必要な子は、少し抑えて1日360kcalを摂取する。
300kcalをフードで、60kcalを液体酵素で摂る。
パターン③粉末タイプ・液体タイプを併用する方法
食餌全体は、いつもの食事の80%か90%のカロリーを摂れる量に抑え、
その一部を粉末タイプ・液体タイプの酵素に置き換える。
例)いつものフード70% 粉末酵素20%(トッピング)、液体酵素10%
いずれかの方法を続け、
体重が理想体重に戻りましたらダイエットは終了です。
ダイエットをしてもそのほかに
野菜、果物、おやつなどを与えると効果は薄れてしまいますので
ご注意くださいね。
今年は、健康でずっと長生きしてもらうために、
ぽっちゃりの子は
ダイエットに取り組んでもらうのはいかがでしょうか。
やせる必要がない子も、
腸内環境を整え、免疫力を向上させるためにも、
日ごろから植物発酵酵素を摂取されることをおすすめします。