2023.01.19

【ブログ】ペットの肥満が増えています。正しいダイエットで健康に!

冬はクリスマス、お正月、節分など、
美味しいものを食べる機会が多いですね。

人間も食べすぎが気になったりしますが、
ペットも冬に太りやすい子が増えるようです。

冬は気温が下がるので、
体は体温を上げようと代謝を上げるので、
消費エネルギーが増える季節なのですが、
寒くなると運動不足になりますものね。
皆様のペットはいかがですか?

残念ながら冬に限らず、
現代は肥満のペットが増えています。
ペットのダイエット法について
ご質問をいただく機会も増えてきました。

すでに取り組んでいるけど、
なかなか結果が出ない…という飼い主さんに、
現在の方法を伺ったところ、
内心ドキドキすることがあります。
中には、ペットの健康に良くない、
危険なダイエットをされている飼い主さんもいらっしゃるのです。

ペットの健康を思い、
善意で行われていることなのですが、
結果として、ダイエットの成果が出ないばかりか、
ペットの健康まで害する恐れがあります。

そこで今回は「ペットの正しいダイエット」について
情報をお伝えしたいと思います。

肥満のペットが増えている

肥満のペットが増えている現代、
3匹に1匹のペットが肥満とも言われています。

病気以外の原因としては

  • フードの高栄養化
  • 食べる量が多すぎる
  • おやつの食べすぎ
  • 生活リズムの乱れ
  • 運動不足

などが挙げられます。

ペットにおいて肥満とは、
適正体重を
犬では15%以上、猫では20%以上超えている状態ですが、
個体によって筋肉質な子、骨太な子もいますので、
体重だけでは肥満を判定できません。

肥満とは、体脂肪が過剰に蓄積した状態ですので、
体脂肪率35%以上なら肥満です。
動物病院に行くと、ペットの体脂肪率を測ることができます。
ご家庭で測るのは難しいですので、
BCS(ボディコンディションスコア)という目安を利用すると良いでしょう。

これは見た目と触った感じで、
愛犬(愛猫)の体格の状況を知るためのガイドラインです。

(引用:環境省パンフレット「飼い主のためのペットフードガイドライン~犬・猫の健康を守るために~」より)

これならとても分かりやすいですね。
BCS3までなら肥満ではありません。
皆様のワンちゃん、猫ちゃんはいかがでしょうか。

太ると何がダメなのか?

ぽっちゃりしたワンちゃん、猫ちゃんは、
コロコロと愛らしいので、
病気というわけでもないし、
このままでも良いのでは…と思ってしまう飼い主さんも多いでしょう。

しかしペットの肥満は、以下のような健康問題を招きます。
●足腰への負担が増える
●腎臓や肝臓への負担が増える
●糖尿病や心臓病のリスクが上昇する

特に先天的にヘルニアになりやすい犬種(ダックスフンドなど)や、
先天的に股関節形成不全を持っていることがある犬種など、
足腰が弱い犬種は要注意です。

たまにお腹が地面にこすれるほど丸々としたダックスや、
コーギーに出会うと可愛くて微笑ましいのですが、
ペットの健康を考えると、早めに適正体重に戻してあげるのが良さそうです。

ダイエットはペットにストレス!

人間の場合、
ダイエットはある程度時間をかけ、計画的に行うのが正しい方法です。

しかし、ペットの場合、
長期にわたってダイエットをすると、
ストレスがたまりやすいです。

ワンちゃんの1年は人間の約4年に相当すると言われています。
1年間かけてダイエットした場合、
人間でいえば4年間ダイエット生活を続けるようなものです。
心身ともになかなか厳しいですよね。

もちろん、重度の肥満など、
時間をかけて減らしていかなければならない場合もありますが…。

急激なダイエットはアウトですが、
あまり長くダイエットをさせるのも考えものなのです。

理想体重と必要カロリーを知ろう

今、肥満ではない子でも、
日ごろから体の変化をよく観察し、
定期的に体重を計ってあげましょう。

肥満以外に、急激な体重変化など、
体調不良の兆候に素早く気づくことができます。

ペット用の体重計も販売されていますが、
人間用の体重計でも測ることができます。
その場合、飼い主さんがペットを抱っこして計量し、
次に飼い主さんの体重を計量、
その差を計算すればペットの体重が分かります。

犬種ごとの理想体重が知りたい場合、
インターネットで検索すれば色々な情報がありますが、
特にワンちゃんの場合、

ジャパンケネルクラブ(JKC)」のサイトが参考になります。
犬種ごとの理想体高(犬種によっては理想体重も)が掲載されています。

ちょっと太ったかも…という段階で気づけば、
少しの期間で取り戻すことができますので、
こまめにチェックしてあげてくださいね。

また、体重や属性、
日ごろ食べているフードのカロリーなどを入力すると、
必要カロリー、フード量を計算できるサイトもあります。
犬のカロリー計算Ver3.0

猫のカロリー計算Ver3.0

(リンクフリー:獣医師広報版さまより)

ダイエットを始める際は、
正しい情報に基づいて行いましょう。

健康にやせる!酵素ダイエット

(酵素の原料となる植物のイメージです)

ペットのダイエットで重要なのは、
フードの量を減らしても、
栄養分はしっかりと与えること
です。

また、急激なダイエットはダメですが、
ダイエットをあまり長引かせるのは
ペットにとってストレスですので、
おすすめできません。

なるべく短期で、カロリーは減らしつつも、
栄養はしっかり
取ってもらうダイエットが成功しやすいです。

色々な方法があると思いますが、
ヘルシーアニマルズでおすすめしているのは「酵素ダイエット」です。

これはペットにあまりストレスをかけないダイエット方法です。
カロリーは減らしても、ペットに必要な栄養は減らさず、
健康的かつ、効率的にダイエットを行うことができます。

用意するものは、ヘルシーアニマルズオリジナルの植物発酵酵素(粉末タイプ・液体タイプ)です。

粉末酵素サプリ

【免疫、腸内環境】北海道産 50品目酵素野菜サプリ【30g】 無添加・無着色「犬用」

液体酵素サプリ

【免疫・腸内環境・ダイエット・健康維持】北海道産 50 品目発酵野菜酵素ドリンク 無添加・無着色「犬・猫用」

植物発酵酵素には、約23種類のオリゴ糖が含まれています (うち、6種類は特許)
普段摂りいれる機会の少ない微量成分(発酵代謝産物)の摂取も可能です。

また、食事において酵素の働きを利用し、体内酵素の負担を軽減して、
生体の代謝効率をアップします。

オリゴ糖は善玉菌のエサになるので、
善玉菌が活性化され、腸内環境が改善され、
免疫力向上が期待できるというものです。

酵素ダイエットとしておすすめしている方法には、
以下の3パターンがあります。

どの方法を選ぶかは、その子によります。
粉末が苦手な子は、液体タイプを用いる方法が良いでしょう。
お腹がすきやすい子、食欲がとても旺盛な子は、
粉末はお腹の中でかさが増え、満腹感があるので、
粉末タイプも用いる方法にしたほうが良いでしょう。

パターン①粉末タイプを用いた方法
●いつものフードを約80%か70%のにして、
今まで食べていた分との差分を酵素パウダーで補う。
酵素パウダーはお湯でふやかして、フードにトッピングする。

パターン②液体タイプを用いた方法
食餌全体は、いつもの食事の80%か90%のカロリーを摂れる量に抑え、
その一部を液体タイプの酵素に置き換える。

例)1日400kcal必要な子は、少し抑えて1日360kcalを摂取する。
 300kcalをフードで、60kcalを液体酵素で摂る。

パターン③粉末タイプ・液体タイプを併用する方法
食餌全体は、いつもの食事の80%か90%のカロリーを摂れる量に抑え、
その一部を粉末タイプ・液体タイプの酵素に置き換える。

例)いつものフード70% 粉末酵素20%(トッピング)、液体酵素10%

いずれかの方法を続け、
体重が理想体重に戻りましたらダイエットは終了です。

ダイエットをしてもそのほかに
野菜、果物、おやつなどを与えると効果は薄れてしまいますので
ご注意くださいね。

今年は、健康でずっと長生きしてもらうために、
ぽっちゃりの子は
ダイエットに取り組んでもらうのはいかがでしょうか。

やせる必要がない子も、
腸内環境を整え、免疫力を向上させるためにも、
日ごろから植物発酵酵素を摂取されることをおすすめします。