「ペット用サプリを使っているけど、与え方はこれで合っているのかな?」
「せっかくサプリを買ったけど、ペットが喜んで食べてくれない…どうしよう」
そんなモヤモヤをお持ちの飼い主さんから「ペット用サプリの使い方」についてご相談をお受けすることがあります。
そこでサプリの使い方を事細かに解説する「サプリの使い方」=サプリのトリセツを作りました。
今回は関節のお悩みを抱えるペットにおすすめの
「Ⅱ型コラーゲンサプリ(通称コラーゲンサプリ)」の
使い方をご紹介します。
【製品ラインナップ】↓ここをコラーゲンサプリのリンク、画像に変更します。
コラーゲンサプリ(粉末タイプ)の使い方
スプーンで計量し、フードにふりかけて混ぜて与えてください。
フードはウェットでもドライでもOKです。
1日の目安量を少しずつ分けて与えるのがオススメです。
【1日に与える目安量】
1日0.5g(ティースプーン1/6程度)
0.5gは少ないと感じる方もいらっしゃると思いますが、
ヘルシーアニマルズのコラーゲンサプリは
パウダー状の微粉末なので吸収力が高く、少量でも十分です。
過剰に投与しないようにご注意ください。
※サプリメントはお薬ではなく食品ですので、この量はあくまで目安です。
ペットのお好み、体調等に合わせて与えてください。
◇よくいただく質問集◇
Q:コラーゲンサプリを特におすすめしたいのは、
どのようなお悩みのある子、どのような疾患の子ですか?
→コラーゲンサプリはあらゆる子の健康維持にお役立ていただけますが、
特にオススメしたいのは、以下のような子です。
- シニアの子
- 皮ふや毛並みにお悩みのある子
- 関節にお悩みのある子
コラーゲンはたんぱく質の一種で、骨や関節、皮ふなど体のあらゆる部位を構成しています。
このたんぱく質は繊維状なので、組織や細胞をつなぎ合わせる役割を果たしています。
皮ふは表皮と真皮で構成されていますが、内側の真皮には多量のコラーゲンが含まれていますので、
コラーゲンが不足すると内側から肌の張りや弾力が失われますし、
骨はコラーゲンの周りにカルシウムなどのミネラルがついた構造ですので、
不足すると骨がもろくなったり関節に問題が発生したりします。
ワンちゃんもシニアになると関節や足腰に悩みが生まれたり、毛並みや皮ふに老化が現れてきますので、
食べ物からコラーゲンを摂取することで毛並みや皮ふを健康に保つ一助となります。
Q.コラーゲンサプリの原料は何ですか?
一般的に多く安価に流通しているコラーゲンサプリの原料には
牛や豚の皮や骨、魚の皮やうろこが利用されていますが、
ヘルシーアニマルズのコラーゲンサプリは、100%サメ軟骨から作られている
「Ⅱ型コラーゲン」です。
コラーゲンの種類について解説します。
コラーゲンは原料となる動物の部位によって、得られるコラーゲンの種類は異なります。
例えば、I型コラーゲンはさまざまな部位から得られますが、II型は軟骨から、III型は皮膚や血管から得られます。
現在約30種類の異なるポリペプチド鎖の組み合わせにより、29種類が発見されており、
発見された順にナンバリングされているのですが、それぞれ存在する場所や構造、機能などが異なります。
その中でもⅡ型コラーゲンは、
軟骨や硝子体(眼球の内部の大部分を満たしている無色透明のゼリー状のもの)に含まれている、
繊維状のコラーゲンです。
原料となる部位によって、得られるコラーゲンの種類は異なります。
例えばI型コラーゲンは動物のさまざまな部位から得られますが、
II型は軟骨から、III型は皮膚や血管から得られます。
体内に最も多く存在し、皮ふなど美容に影響が大きいコラーゲンは主にⅠ型です。
Ⅱ型コラーゲンには、関節炎の発症を抑える機能が期待されています。
貴重なサメ軟骨を利用しているため、
安い豚コラーゲンなどを原料としている製品より割高になりますが、
吸収率が高く、食べる量がほんの少量でも十分なので、
お悩みを持つワンちゃんの飼い主さんから好評をいただいています。
またⅡ型コラーゲンサプリには
腸内環境を整え、免疫力向上につながるたもぎ茸エキスも配合されていますので、
日ごろの健康維持にもお役立てください。
Q.「コラーゲンを経口摂取しても分解されてしまうのであまり意味がない」という記事を読んだのですが、実際どうなのでしょう?
コラーゲンを経口摂取しても消化の過程で分解されてしまうので、本来期待されているほどの意味がないということも言われてきましたが、近年の研究では口からコラーゲンを摂取した場合でも様々な有益な効果が期待できるということが分かってきました。
食べたコラーゲンはアミノ酸に分解され、コラーゲン再合成のための使いやすい原料になります。
コラーゲン…といえばまず美肌効果を期待する人間の場合、すぐに効果を感じないかもしれませんが、コラーゲンは肌だけではなく関節や骨、被毛など体のあらゆる部位を作り上げる材料になっているのです。
しかし食べ物からコラーゲンを摂取した場合、体内への滞留時間は24時間程度だと言われていますので、体をつくる材料としての働きをコラーゲンに期待するなら、長く継続的に摂取していくことが大切です。
日々の習慣にコラーゲン摂取を加えて、長いスパンで体づくりに役立ててゆきましょう。
Q:コラーゲンサプリを摂取しないほうが良いのは、どのようなお悩みのある子、どのような疾患の子ですか?
コラーゲンはたんぱく質ですので、様々な疾患によりたんぱく質の摂取について制限を受けている子に投与するのは止めて下さい。例えば腎臓病の子などです。
腎臓に持病がある場合はかかりつけの獣医さんにご確認いただければと思います。
Q:目安として、粉末1袋10gで何日ぐらい使えますか?
→毎日ほんの少しずつに分けて与えるのがオススメです。
1日の投与量0.5gとして、20日は使えます。
Q:コラーゲンサプリには、特有の味や匂いはありますか?
ペットは嫌がりませんか?
→ほとんど味や匂いはありません。
ワンちゃんは味を感じることはできますが、人間に比べて味覚が発達していないため、慣れれば食べてくれる子が多いです。
ネコちゃんはどのようなサプリでも共通ですが、
慣れるまで時間がかかる子も一般的に多いです。
最初はごく少量から与えてあげてください。
Q:どのようにして保存すれば良いでしょうか?
保存期限はどのぐらいでしょうか?
→<開封前>
直射日光、高温多湿を避け、28℃以下(常温)で保存してください。
<開封後>
直射日光、高温多湿をさけ常温28℃以下でご保管ください。
冷蔵庫に入れる必要はありませんが、パッケージごとタッパーなどの密閉できる容器に入れて保存し、酸化を防ぐと良いでしょう。
保存期限は開封前は24か月、開封後は1~2か月以内に使い切るのがオススメです。
Q:原料由来のアレルギーを起こす可能性はありませんか?
→食物アレルギーは基本、食材中のタンパク質に反応して症状が出ると言われておりますので、
たんぱく質を含まないサンゴカルシウムについてはアレルギーの心配はありません。
安心してお与えください。
ご心配な方は、かかりつけの獣医さんへご相談の上ご利用ください。
Q:うちの子は病気で食欲がありません。どうやって与えるのが良いでしょうか。
→食欲がない子でも、決してあきらめないでください!
他のサプリと同様、以下のような与え方をご提案しています。
犬:ウエットフードに混ぜる。鶏肉の煮汁に混ぜる。牛乳に混ぜる。
猫:ウエットフードに混ぜる、鰹ぶしの煮汁に混ぜる、牛乳に混ぜる、チュールに混ぜるなど。
ペットが美味しいと感じるもの、大好きなものと一緒に与えてあげましょう。
また、比較的飲みやすい液体タイプをご利用いただくのも一つの手です。
Q:好き嫌いが激しい子には、どうやって与えるのが良いでしょうか?
→最初は耳かき1杯分程度のごく少量を与え、
匂いを覚えさせることからスタートしてみてはいかがでしょうか。
慣れさせることが大切です。
Q:ネコちゃんへの与え方はワンちゃんと同じで良いでしょうか?
→与え方は同じですが、多くのネコちゃんはワンちゃんよりも味や匂いに対して敏感です。
ごく少量ずつ与えて味、匂いに慣れさせることが大切です。
ネコちゃんの場合は特に、最初は食べてくれなくても仕方ない、とお考えいただければと思います。
Q:お薬との飲み合わせや、与えてはいけない疾患はありますか?
→これまで、お薬との飲み合わせで問題があったという報告はございませんが、
今服用されているお薬との飲み合わせが気になる場合、
かかりつけの獣医さんにご相談いただければと思います。
また、以下の疾患の子は獣医さんにご相談のうえご利用いただくことがオススメです。
腎臓病などたんぱく質の摂取制限を受けている子