2025.07.11

【ブログ】犬の熱中症に要注意!日中の散歩が危ない理由と予防法



うだるような暑い毎日です。本州では気温が体温を超えている地域もありますよね。
夏は私たち人間も暑さ対策が欠かせません。
それは犬をはじめとするペットたちも同じです。
むしろ犬の方が人間よりも暑さに弱く、熱中症になりやすい動物です。
「若いから大丈夫」「うちの子は元気だから」と油断していると、大切な愛犬が命の危険にさらされることも……。
そこで今回は、犬の熱中症の危険性と予防方法について、特に日中の散歩のリスクや紫外線の影響にも注目してご紹介します。
大切な愛犬の命を守るために、ぜひ最後まで読んでくださいね。

犬も熱中症になるの?

ワンちゃんの場合、実は人間よりも熱中症のリスクが高いです。
犬は人間のように汗をかいて体温調整をすることができません。
体の表面には汗腺がほとんどなく、唯一汗をかけるのは「肉球」だけ。
その代わり、パンティング(ハァハァと口で呼吸する行動)で体温を下げていますが、気温や湿度が高すぎるとこの方法では体温を下げきれず、熱が体内にこもってしまうのです。

特に注意が必要なのが以下のような犬種の子です。

  • 短頭種(パグ、フレンチブルドッグ、シーズーなど)
  • シニア犬(7歳以上)
  • 肥満傾向のある犬
  • 持病をもつ犬(心臓病や呼吸器疾患など)
  • 体温調節機能が未発達な子犬

これらの子たちは体温調整が特に苦手なので、わずかな油断が命取りになることもあります。

こんな症状が出たら危険!犬の熱中症サインとは?

犬が熱中症になると、以下のような症状が見られます。

  • 激しいパンティング(呼吸が荒く、止まらない)
  • よだれが大量に出る
  • 舌や歯茎が赤くなる(または青紫になる)
  • ぐったりして動かない
  • 嘔吐や下痢
  • ふらつき、意識がもうろうとする
  • けいれんや意識喪失(重度)

これらの症状が出た場合、すぐに涼しい場所に移動させ、体を冷やしながら動物病院へ連れて行く必要があります。

夏の「日中の散歩」は命の危険!

「夕方まで仕事があるから」「日差しが出てる方が明るくていい」と思って、
昼間にお散歩していませんか?
実はこれ、熱中症リスクが非常に高い行動です。

気温が30℃の日でも、アスファルトの表面温度は50~60℃近くになることがあります。
人間は靴を履いているので気づきにくいですが、犬は裸足(肉球)で歩いています。
そんな熱い地面の上を歩けば、肉球のやけどだけでなく、体温も急上昇してしまいます。

🌡 アスファルト温度と気温の比較図

気温(℃)アスファルト温度(℃)
25℃約37〜40℃
30℃約50〜55℃
35℃約60〜65℃

🐾 地面が熱いかどうかのチェック方法:
飼い主さんの手の甲で5秒間アスファルトに触れてみてください。
「熱っ!」と感じたら、それはもう愛犬にとっては危険ゾーンです!

また、真夏の日中は風も少なく、湿度も高くなりがちです。
そうなると、犬のパンティングによる体温調整がうまく働かず、熱が逃げにくくなってしまうのです。

室内でも油断は禁物!

「家の中にいれば安心」と思っていませんか?
実は、室内でも犬が熱中症になるケースは意外と多く報告されています。

日中、エアコンを切った室内は、気づかないうちに30℃以上に上昇することがあります。
特に直射日光が当たる部屋や、風通しが悪い空間では、熱がこもって高温多湿になり、犬にとっては非常に危険な環境に。

【対策】
・エアコンやサーキュレーターで室温を25〜26℃に保つ
・遮光カーテンやすだれで日差しを遮る
・冷却マットや保冷ジェルの活用もおすすめ

車内放置は絶対にNG!

「ちょっとコンビニに寄るだけだから」と、エンジンを止めた車内に犬を残すのは絶対にやめてください。わずか数分でも命に関わる可能性があります。

夏場の車内は、エンジンを止めて5分〜10分もすれば50℃以上に達します。
窓を少し開けた程度ではほとんど効果はなく、熱がこもって命に関わる状況になってしまいます。

🚫【注意!】
・エンジンをかけっぱなしでエアコンを回しておく方法も、トラブルや事故の原因になるため危険です。
・どうしても車内に犬を残す必要がある場合は、人間の同乗者に見張ってもらい、エアコンは必須です。

紫外線にも注意!犬にもダメージ大!

暑さだけでなく、夏の日中の強い紫外線(UV)も、犬の体にダメージを与えることがあります。
特に皮膚の弱い子や、被毛が薄い犬種は要注意です。

紫外線が犬に与える主な影響

① 日焼け(サンバーン)

短毛種や白い毛の犬、被毛が薄い犬は、皮膚が直接紫外線にさらされるため、日焼けをしやすいです。
耳の先端や鼻の上、腹部などの毛が少ない部位は特に赤くなったりヒリヒリしたりします。

② 紫外線性角膜炎(雪目)

強い紫外線を長時間浴びることで、犬の目にも負担がかかります。
目が赤くなったり、涙が出たり、まぶしがる仕草を見せることも。

③ 皮膚がんのリスク

犬も長期間にわたり紫外線を浴び続けると、皮膚がん(扁平上皮がんなど)のリスクが高まります。
特に耳や鼻先など、被毛に覆われていない部位は要注意です。

紫外線対策にできること

  • 散歩は早朝か夕方以降に(紫外線が強いのは10〜15時)
  • UVカット機能付きの犬用ウェアを活用
  • 可能なかぎり日陰を歩くルートを選ぶ
  • 白い毛色や皮膚が弱い子には犬用日焼け止めクリーム(※獣医師に相談を)

暑さ対策アイテムでお散歩をもっと安全に!

日中の散歩を避けるのが第一ですが、どうしても外出が必要な時もありますよね。
そんな時に役立つのが、冷却アイテム
冷却アイテムも毎年進化していて最近は「クールネックリング」や「冷却用スプレー」など便利な商品がおすすめです!

おすすめ① ヘルシーアニマルズ「冷やリング」

愛犬の首に巻くだけでひんやり!繰り返し使える冷却リングです。
サイズは超小型犬用~大型犬用までそろっています。

  • 特殊素材「PCM」で28℃を保つ設計
  • 電源・電池不要!水道水や冷蔵庫で簡単に再冷却
  • 首にフィットしてズレにくい柔らか素材
  • 散歩や外出、室内でも大活躍!

首のまわりには太い血管が通っているため、ここを冷やすことで効率よく体温を下げられます。

おすすめ②ヘルシーアニマルズ「クールミントスプレー」

スッと爽やか!夏の外出前に、ひと吹きでひんやりリフレッシュ。

  • 皮膚に優しい天然由来成分でできた犬猫兼用の冷感スプレー
  • 天然ミントの香りと清涼感で、体表面の熱をやさしくクールダウン
  • お出かけ前・お散歩後・車移動前など、いつでもどこでも使えて便利
  • アルコール・合成香料不使用で安心

使い方は簡単!毛をかき分けて、皮膚に直接シュッとスプレーするだけです。
ひんやりとした感覚で、夏の暑さをやわらげてくれます。

「冷やリング」と併用することで、首まわり+体全体の冷却ができ、より効率よく熱中症対策ができます。
暑さに敏感な子、熱がこもりやすい犬種には特におすすめです♪

念のための備えも大切!

いくら気をつけていても、ワンちゃんの体調が悪かったりすると万が一のことは起こり得ます。
もしものために、応急処置の方法も知っておくと安心です。

【犬が熱中症になってしまったら】

  1. 涼しい日陰または冷房の効いた室内へ移動
  2. 冷たいタオルで体(特に首・脇・足の付け根)を冷やす
  3. 水を少しずつ飲ませる(無理に飲ませない)
  4. できるだけ早く動物病院へ!

応急処置はあくまでも一時的な対応です。
自己判断で様子を見るのではなく、必ず獣医師に相談しましょう。

熱中症は“見えないリスク”から起こる

犬にとって、夏の暑さや紫外線は想像以上に過酷です。
特に真夏の日中の散歩は、熱中症だけでなく肉球のやけど、皮膚炎や目のトラブルといった多くのリスクを抱えています。

「暑くても、うちの子は散歩が好きだから」と思う気持ちはわかりますが、
その気持ちが命を危険にさらすことにもつながることを、忘れないでください。

正しい知識と工夫で、暑い季節も愛犬と安全に、楽しく過ごしましょうね🐶