2023.11.27

【ブログ】犬の足取りがふらふら・よれよれ!一体どうしたの?

ある日突然、ワンちゃんの足取りがふらふら・よれよれしていることに気づくことがあります。
「ちょっとぶつけて痛い」とか、原因がはっきりしている場合なら良いのですが、まったく思い当たることがない場合はどこか悪いところがあるのか気になりますよね。
すぐに病院に連れて行くべきなのか悩ましいケースもあると思います。

うちの子は別の原因で体調が悪い日が続き、運動不足が続いたときに後ろ足が踏ん張れなくなり、よれよれとした足取りになったことがありました。
老犬でしたのですぐに筋力が低下してしまったようです💦
結局体調の回復とともに散歩できるようになり、足取りも復活してほっとしたことがありました。
足腰の健康はすべてに通じると人間でも言われますが、ワンちゃんの場合もその通りだなと感じました。

そこで今回はワンちゃんの足取りがふらふらしている場合、どのような原因が考えられるのかまとめてみました。参考になれば幸いです。

ふらふら・よれよれのパターンいろいろ

ワンちゃんの足取りがふらふら・よれよれ…としておぼつかない場合、パターンがあります。
例えば以下のような感じです。調子が悪いなと感じたらよく観察しましょう。

  1. 立ち上がったときに足がふらつく
  2. まっすぐ歩けずくるくる回ってしまう
  3. 立ち上がるのが精いっぱい

うちの子の場合は①で、なんとか立ち上がるのですが、後ろ足がしっかり踏ん張れず、ふらふらしている感じでした。
また前庭疾患の子は、②のようにクルクル回ってしまうことが多いです。
③立ち上がるのが精いっぱい、または立ち上がれなくなるというのは、外傷や脳神経疾患によるダメージの場合もあるので特に注意が必要です。

考えられる原因は?

ワンちゃんのふらつき・よれよれ歩きの原因としては例えば以下のようなことが考えられます。もちろん、これがすべてではありません。

①前庭疾患

犬の前庭疾患は老犬に多い症状です。
一般的にイヌ特発性前庭疾患と呼ばれる平衡感覚異常のことです。
内耳の一部である前庭系に異常が起きることで目まいが起きたり、まっすぐ歩けなくなったり、クルクル回って歩くようになったりする症状が起きます。
平衡感覚に異常が生じるため、吐いたり、食欲不振などの症状が現れることもあります。

②加齢にともなう老化

加齢に伴う老化によって足の筋力が弱まり、しっかり歩けなくなることがあります。
特に老犬は後ろ足の筋肉が弱って踏ん張れなくなることがあります。
関節痛などを伴っている場合もあります。

③脳疾患

脳腫瘍や脳炎などの脳疾患で足元がふらつくことがあります。
この場合、けいれんや首が傾くなどの症状も伴うことが多いです。

④貧血

人間でもありますが、貧血で犬がふらつくことがあります。
十分な酸素が全身に行き渡らなくなることにより、ふらつきや食欲不振、動かなくなったり、歯茎や粘膜が白くなることがあります。

⑤心臓疾患

心臓病になると全身に血液を送る機能が衰えるので、全身の酸素量が減り、立ち眩みやふらつきが起きることがあります。呼吸が苦しくなり息切れを起こしてしまうこともあります。
特に老犬になると心臓病にかかるワンちゃんが増えます。
また犬種によってかかりやすい心臓病(例えば小型犬に多い僧帽弁閉鎖不全症など)もありますので、飼っている犬種がかかりやすい疾患を知っておくと良いでしょう。

⑥整形外科疾患

怪我や骨折以外に、椎間板ヘルニアや関節疾患などの整形外科疾患でもふらつきやよれよれ歩きが発生することがあります。
椎間板ヘルニアは痛みを伴い、ひどくなると立ち上がれなくなることもあります。
また特に老犬は関節痛や関節炎が起きやすくなり、よれよれ、ふらふら歩きになることもあります。

⑦その他(感染症など)

ウイルスへの感染(例えばケンネルコフ、犬ジステンパー感染症など)によって体調が悪化し、様々な症状とともにふらつきが出ることもあります。

以上のような症状が出た場合、打撲などで一時的にふらふらしているのが明白な場合以外なら、できるだけ早めに病院を受診したほうが良いでしょう。
そのままにしておくと症状が悪化したり、最悪の場合は命に関わることもあります。
老犬だから仕方ない…といって、放置はNGです!

サプリで対策できるものもある!

今まで書いてきたように、ワンちゃんのふらつきには様々な原因があるので、
治すにはそれぞれに対策が必要ですが、
中にはサプリが予防や対策に使えるものもあります。

例えば貧血によるふらつきの場合。
ヘルシーアニマルズの通称「レバーサプリ」が貧血気味のワンちゃんに大変好評です。

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原料は北海道産エゾシカのレバー100%。無添加、無着色でお作りしています。
エゾシカ肉は、高タンパク低脂肪なことで人気のお肉です。ビタミンB12や鉄、亜鉛、セレンなどのミネラルも含まれています。
特にレバーは少量で多くの鉄分を含むため貧血が気になる子にはおすすめです。
ワンちゃんは大好きですが、レバーはコレステロール値が高い食品なので、
ほんの少しずつ与えるか、週に1~2回にしても良いかと思います。

また関節や骨が気になる子には「カルシウムサプリ」「コラーゲンサプリ」がオススメです。

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【手作りごはんサポート】北海道産 酵素 鹿コラーゲンスープ(無添加・無着色)【犬・猫用】

子犬や若い犬にカルシウムを与えすぎると逆効果なこともありますが、
老犬になりますと骨中のカルシウムが減ることがあり、
その結果、骨や関節のトラブルが起きやすくなる場合もあります。


コラーゲンは関節の軟骨に多く含まれる成分であり、
サプリにはグルコサミンも多く含まれていますので、
ワンちゃんの関節サポートの力強い味方です。

どのサプリにも言えることですが、
病気になってから(症状があらわれてから)使うよりも、
日頃から健康のサポートとしてお使いいただければ、
ペットの健康の力強いお守りとなります。

特に中型犬以上のワンちゃんは
健康維持のために歩くことが欠かせないため、
歩行の不安定はワンちゃんにとっても
大きなストレスとなってしまいます。
日ごろからワンちゃんの足取りをよく見てあげて、
少しでも衰えや違和感を感じたら、
治療や対策を始めてあげましょう。