2023.08.14

【ブログ】ご注意!貧血に悩む愛犬・愛猫が増えています!

最近、貧血に悩むペット(ワンちゃん、ネコちゃん)の飼い主さんからのお問い合わせが増えています。
貧血になると足元がフラフラ、ヨレヨレ、おぼつかなくなる子が多いようです。
夏になると人間は汗をかくので貧血になりやすい傾向があるのですが、
人間だけではなく、汗をかかないペットにとっても貧血は深刻な悩みです。
そこでペットの貧血について情報や対策をまとめてみました。

ペットの貧血の原因は?

ペットの貧血は、人間と同様、血液中の赤血球数やヘモグロビン量が通常よりも低い状態です。
犬や猫の血液も、人間同様以下の要素によって構成されています。

赤血球:酸素と栄養を全身に運ぶ
白血球:外敵から身を守る
血小板:出血を止める
血漿:血管を満たしさまざまなものを運ぶ


このうち赤血球に含まれている色素・ヘモグロビンは酸素を結びつける性質を持ったたんぱく質です。
赤血球が減るとヘモグロビン量が減るので、そこに結びつく酸素の量も減り、血中の酸素濃度が低下することで様々な症状が現れます。

ペットの貧血の原因としては様々なものが考えられますが、主なものは以下の6点です。

①出血:
外傷、内臓の出血、寄生虫などによる、継続的・慢性的な出血

②栄養不良
鉄やビタミンB12、葉酸などの栄養素不足

③骨髄異常
骨髄の異常によって赤血球を作ることができない場合。
遺伝性の疾患(例:犬の先天性無形成赤血球症)の場合もある。

④免疫介在性
免疫系が誤って赤血球を攻撃する自己免疫性の疾患(自己免疫性溶血性貧血(AIHA))など

⑤甲状腺機能低下症
体の代謝が落ちるため、必要な酸素量が減り、赤血球も減少する

⑥中毒や感染症
玉ねぎなどネギ科の食物を食べた場合に起きる赤血球の破壊
マダニが媒介し赤血球に寄生するバベシアなどの原虫や、赤血球を破壊するウイルスへの感染。


貧血が引き起こす症状は?

犬や猫の貧血の症状には以下のようなものがあります。

  • 元気がない(倦怠感)
  • 食べられない(食欲不振)
  • 呼吸困難や息切れ
  • 嘔吐や下痢
  • 歩行困難や立ち上がるのが難しい
  • 歯茎や粘膜の色が蒼白

足元がおぼつかなくなる(歩行困難)子が多いですが、
他の病気(脳の病気など)でもその症状が出ることがありますので、
貧血の見分け方として最も分かりやすいのが「お口の中の色」です。

貧血気味になるとお口の中の粘膜や歯茎が白っぽくなってきます。
マメにセルフチェックを行い、少しでも白くなってきたと感じたら早めに獣医さんを受診しましょう。

ペットの貧血を改善するには?

ペットのお口の中が白いなぁと感じてすぐに獣医さんに連れて行くと、
まずは血液検査を受けることになるでしょう。
診断は、血液検査で赤血球数やヘモグロビン量を測定することで行われます。
病気が疑われる場合は、そちらの検査も行い、原因を特定したうえで治療が行われます。
貧血の治療には以下の方法が考えられます。

  • 栄養補給…栄養不足が赤血球産生不良の原因となっている場合
  • サプリメントの使用…同上
  • 出血の止血…出血が貧血の原因となっている場合
  • 原因疾患の治療…ホルモン異常や自己免疫疾患などが貧血を引き起こしている場合
  • 感染症や中毒の治療…玉ねぎ中毒や寄生虫感染症の場合
  • 輸血…重度の場合


サプリなら「レバーサプリ」がオススメ


うちの子、貧血かな?と感じた場合、自己診断や自己治療は避け、専門家のアドバイスを受けることが大切ですが、
日ごろからの予防や栄養補給にはぜひ、ペットサプリを上手にご活用いただければと思います。

貧血にお悩みの飼い主さんから人気No,1のペットサプリは
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特にレバーは少量で多くの鉄分を含むため貧血が気になる子にはおすすめです。

毛がパサついたりフケが出る、怪我が治りにくいなどの症状は、皮膚の新陳代謝や抗体生産にとって重要な栄養素「亜鉛」の不足が考えられると言われてます。
レバーは栄養の宝庫。亜鉛も多く含まれています。
レバーを食事に取り入れることによって、皮膚の健康維持や、毛並みの質を高める効果があると言われていますので、
毛並みや皮膚にお悩みの子にも好評です。

ただし、レバーはコレステロール値が高いので、たくさん食べさせたり続けて食べさせたりするのはよくありません。
ほんの少しずつ与えるか、週に1・2回にするのがオススメです。

また、猫ちゃんはワンちゃん以上に匂いに敏感なので、
「うちの子、好き嫌いが多いのでレバーは食べないかも」と思われる飼い主さんもいらっしゃると思います。

心配な場合、Ad缶(特別療養食として獣医さんで販売しているものです)に少し混ぜたり、
ちゅーるに少し混ぜて与えると意外と慣れてゆきます。
最初は耳かき1杯ぐらいのごく少量からスタートし、慣れたら少しずつ増やしてみてください。
あきらめないことが大切です。

腸内環境を整え、免疫力向上につながる植物発酵酵素、たもぎ茸エキスも配合されていますので、
貧血対策のみならず、日ごろの健康維持にぜひお役立てくださいね。