とってもかわいいお顔なのに、
目の下や目のまわりが赤茶色に変色しているワンちゃん、見かけませんか?
ひどい場合はお鼻のあたりまで色が変わっていることもあります。
これは外的な汚れを付けっぱなしにしているのではなく、「涙やけ」という症状です。
人間に例えていえば、目の下のクマが色素沈着して、
取れなくなってしまっているようなイメージです。
それ自体は病気ではないので、
そのままにしている飼い主さんも多いと思いますが、
特に淡色系の子は目立ちますし気になりますよね。
また、見た目だけではなく、
後述しますがバクテリアや雑菌の温床になることも…💦
できれば涙やけは早めに解消し、
すっきりキレイなお顔をキープしてあげたいものです!
今日は気になるワンちゃんの涙やけについて少し勉強してゆきましょう。
犬の涙やけ、なぜ起きる?
涙やけとは、涙が出すぎることで、
涙が付着した毛にバクテリアが繁殖したり、
涙に含まれるミネラルやたんぱく質が目の周りの毛に付着し、
変色を起こしている状態です。
涙は、目を保護するために分泌されているので、
ワンちゃんも涙が出るのは正常なことですが、
何らかの原因で涙が出すぎると
涙やけが起きやすくなります。
涙が出すぎる状態のことを「流涙症」と呼びます。
流涙症の原因としては、主に以下のようなことが考えられます。
- 涙が流れる経路に異常がある
- 目に異物が入った
- アレルギー
- 角膜潰瘍や緑内障など目の疾患
- 目の周りの筋肉が発達していない
涙は眼から上涙管・下涙管→涙のう→鼻涙管を通って鼻、喉に流れます。
この経路のどこかに異常があると、
涙の排せつがうまくいかないので目から涙があふれてしまいます。
また、異物が入ったりアレルギー、目の疾患で涙の量が異常に増えると、
流路からあふれてしまって涙やけの原因となります。
目の周囲の筋肉が発達していない若い犬では、異常がなくても
涙があふれることがあります。
その場合、通常2~3歳ごろには発達が完了するのでおさまります。
涙やけになりやすい犬種は?
涙やけは、マルチーズ、チワワ、トイ・プードル、
シーズー、パグ、フレンチブルドッグなどの小型犬種に多く見られます。
トイ・プードルやマルチーズは、先天的に鼻涙管の狭窄や閉塞が多いので、
涙やけになりやすい犬種です。
狭窄している場合は鼻涙管を開通させる処置をしたり、
元々閉塞している子は手術が必要となる場合もあります。
また、シーズーやパグなどの短頭種は、
目が出ており、目の周りの皮膚もたるみがあるので
「眼瞼内反症」を起こしやすいです。
まぶたが内側に反るので、まつげが目の表面に当たって涙の量が増えることがあるのです。
あと、生まれつきアレルギーを起こしやすい犬種(柴犬・ミニチュアダックスフンドなど)は
アレルギーによって涙の量が増え、涙やけを起こすことがあります。
抜本的ケア+αでキレイに治そう!
涙やけを抜本的に治すには、
涙の量が増えている原因を取り除くことが一番です。
鼻涙管が狭窄、閉塞している子は病院でその原因を処置してもらう必要があります。
目の疾患によって涙の量が増えている子も同様です。
アレルギーによって涙の量が増えている子は、
食生活や住環境に注意し、アレルゲンを減らしてあげる必要があります。
小まめな掃除でハウスダストを取り除くのも良いですね。
食べ物も大切ですから、フードの見直しもおすすめいたします。
以上のような抜本的なケアで涙の量を減らしながら、
すでに変色してしまった部分もきれいにしてあげましょう。
ヘルシーアニマルズでは
「スキンプロテクトスプレー」をコットンがしっとりする程度にスプレーし、
涙やけしている部分をやさしく拭いてあげることをオススメしています。
目の粘膜に直接かからないように、
必ずコットンにスプレーしてお使いくださいね。
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万能スキンケアです。
涙やけの場合、涙で濡れた部分に
バクテリアや雑菌が繁殖し、
炎症や細菌感染が発生することを防ぐのはもちろん、
それ以上の変色をストップしてくれます。
ぜひ試してみてくださいね。
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