2025.12.30

【ブログ】愛犬・愛猫に介護が必要になったとき!おうち介護の準備と心の持ちかた


2025年も終わりに近づきました。
様々な飼い主さんのお悩みをお伺いしている中で、
最近増えたなぁと感じるのが「ペットの介護」に関するお悩みです。

日本は高齢化社会。それにつれてペットも高齢化していると言われています。
人間同様、年を重ねると体に様々なトラブルが出てくることもあります。

「最近、寝ている時間が増えた気がする」
「歩き方が少しぎこちない」
「病院で“これからは介護が必要かも”と言われた」

など、飼い主さんが「ペットの介護」に直面する機会があります。

そんなとき、多くの飼い主さんは
「何から始めればいいのか分からない」
「自分にできるのかな…」
「仕事もあるのに、どうすればいいのだろう…」
という不安な気持ちを抱えます。

でも、ペットの介護は特殊なことではありませんし、
ネガティブなことばかりでもありません。
私自身も多くのペットを介護し、回復したこともありますし、
看取ることになったこともあります。
その経験を通じて感じていることは、
「ペットの介護は、これまで一緒に過ごしてきた日常の延長」であり
ペットの絆を深める大切な時間ともなりうるということです。

この記事では、

愛犬・愛猫の介護とは何か
・介護が必要になるさまざまなケース
・おうち介護の始め方
・栄養・清潔ケアの工夫
・飼い主さんの心構え
・仕事をしながら介護を続けるヒント

を、初めての方にも分かりやすくお伝えしますね。

愛犬・愛猫の「介護」とは?

ペットの介護とは、
年齢・病気・ケガなどによって、今まで通りの生活が難しくなったときに、日常を支えることです。

人の介護のような明確な区分はありませんが、ペットの場合は、

動けているか
・食べられているか
・排泄できているか
・安心して眠れているか

といった視点で考えていきます。

大切なのは「治す」ことよりも、
今の体調の中で、できるだけ穏やかに過ごせるようにすることです。

介護が必要になるケースはいろいろある

老犬・老猫だけが介護ではありません

介護というと高齢期を思い浮かべがちですが、実際には年齢に関係なく介護が必要になるケースがあります。


ケース① 加齢による変化(老犬・老猫)

・足腰が弱くなる
・目や耳が衰える
・トイレの失敗が増える
・昼夜逆転や夜鳴き

老化は病気ではありませんが、生活に支障が出てきたときが介護のスタートです。


ケース② 足腰・関節の病気

・椎間板ヘルニア
・変形性関節症
・前十字靱帯断裂
・パテラ(膝蓋骨脱臼)

動くことが怖くなり、排泄や食事にも影響が出ることがあります。


ケース③ 病気の治療中・治療後

・がん
・腎臓病・心臓病
・糖尿病
・神経系の病気

通院、投薬、食事管理など、医療と生活ケアを両立する介護が必要になります。


ケース④ ケガ・手術後の一時的な介護

・骨折
・手術後の安静期間
・動きを制限する必要がある場合

期間限定の介護であっても、再発防止のため丁寧なサポートが大切です。


ケース⑤ 認知症による介護

・夜鳴き
・徘徊
・同じ場所をぐるぐる回る
・飼い主さんが分からなくなる

体よりも心や脳の変化による介護で、飼い主さんの精神的負担が大きくなりやすいのが特徴です。


ケース⑥ 内臓疾患による体力低下・寝たきり

腎臓病や心臓病、肝臓病などが進行すると、足腰が悪くなくても介護が必要になることがあります。


ケース⑦ 終末期(ターミナルケア)

この時期は、

・痛みをできるだけ減らす
・不安を和らげる
・ひとりにしない

「そばにいること」そのものが介護になる時間です。

おうち介護の始め方|まず整えたい基本

① 今の状態を把握する

何ができて、何がつらそうか
・食事量、排泄回数、睡眠時間

「できなくなったこと」より、
まだできていることに目を向けます。


② 環境を整える

滑り止めマット
・段差の解消
・静かで落ち着ける寝床

介護は、環境づくりがとても大切です。

介護中にとても大切な「栄養補給」の考え方

介護状態になると、

食事量が減る
・消化吸収力が落ちる
・一度にたくさん食べられない

といった変化が起こりやすくなります。
今まで食べていたフードが食べられなくなることもあります。

この時期に大切なのは、
たくさん食べさせることではなく、効率よく栄養を届けることです。

少量でも栄養を補える工夫として、液体タイプや消化にやさしいものを選ぶ飼い主さんも増えています。

例えば、食事に少しプラスする形で
ヘルシーアニマルズの「発酵野菜酵素ドリンク」をフードに混ぜたり、食欲が落ちているときに水分補給を兼ねて与える方法もあります。

また、体力や免疫力が気になる子には
「北海道産たもぎ茸濃縮エキス(液体)」を取り入れ、体の内側からそっと支えるという考え方もあります。

お風呂に入れない子の「清潔ケア」はどうする?

介護中の子は、体力や体温調節の問題からお風呂に入れない時期があります。
お風呂(シャンプー)って本当に体力を消耗しますし、お風呂上りは風邪を引きやすくなりますよね。


そんなときに役立つのが、水を使わずに清潔を保てるケアです。
タオルで体を拭いてあげたり、ドライシャンプーやシャンプーシートを上手に取り入れましょう。
ヘルシーアニマルズの「アカエゾマツドライ泡シャンプー」は、
ブラッシングしながら使うだけで、皮ふや被毛の不快感をやわらかく整えることができます。

におい・皮ふトラブルを防ぐためのケア

寝たきりやおむつ使用が増えると、においや皮ふトラブルが起こりやすくなります。

この時期は、強く洗うよりも
やさしく、こまめに清潔を保つことが大切です。

おむつ交換後や皮ふの気になる部分に
「スキンプロテクトスプレー」を使い、簡単に抗菌・防臭ケアをしている飼い主さんもいます。

短時間でできるケアアイテムは、飼い主さんの負担軽減にもつながりますし、
ペットの体力維持のためにもなります。

ペット介護で大切にしたい心構え

完璧を目指さない

真面目な飼い主さんが、ストレスを抱える原因のひとつが「完璧主義」です。
毎日うまくいかなくても大丈夫です。少しでもできれば十分です。


ひとりで抱え込まない

家族、動物病院、ケア用品など、頼れるものはすべて使ってください。
「~でなければ」というこだわりや、もったいないという気持ちは少しお休みしましょう。


飼い主さん自身を大切にする

あなたが元気でいることが、その子を守る力になります。
飼い主さんが明るく、優しく接してくれることがペットにとっては気持ちの支えになります。

仕事をしながら介護を続けるために

ペットを介護するにあたって、仕事はどうする?と悩む飼い主さんも多いようです。

確かに、自分が家にいない時間に何かあったらどうしよう…という気持ちは良く分かります。
やむを得ずお仕事を辞める方もいますが、仕事を辞めることができない場合もあります。
介護には経済的な負担も伴いますので、できれば仕事を続けながら介護をしていくことが飼い主さんの生活の安定のためにも良いかなと個人的には思います。

以前、私が介護をしていたときのことも少しブログに書いていますので、参考までにリンクを貼っておきますね。

【参考ブログ】ペットに介護が必要になったら、どう過ごしますか?

例えば以下のような方法で、介護と仕事の両方を見直し、心身の負担を軽減してゆきましょう。

・ケア時間をルーティン化する(生活の効率化にもつながります)
・見守りツールを活用する(見守りカメラなどのツールで離れていても見守れます)
・ペットシッター、家族などと分担をする
・無理のない働き方を考える(リモートワークなども可能ならなお良し)

ペットの介護が終わっても、飼い主さんの人生は続きます。
「辞める」「続ける」の二択ではなく、今の生活に合った形を探してゆきましょう。

まとめ|その子らしい時間を守る介護を

愛犬・愛猫の介護に、正解はありません。

無理をしない
・できることを、できる範囲で
・そばにいる時間を大切にする

それだけで、彼ら彼女らにとっては十分なのです。
ペットは、小さな体の中に崇高な生命力を持った尊厳のある対等な存在です。
飼い主さんの想いを誰よりも理解しているのです。

「おうちで過ごしたい」
その想いを、あなたはもう叶えています。
今日も一緒に過ごせることに感謝しながら、
あなたと、その子に合った「介護の時間」を大切にしていきましょう。