2026.07.05

【ブログ】愛犬・愛猫の命を守るために。今日からできる!災害時に役立つペット用品備蓄のすすめ

「もしも今日、大きな地震が起きたら…」
愛犬・愛猫の備えはできていますか?

近年、日本では地震や台風、豪雨などの自然災害が毎年のように発生しています。
北海道でも胆振東部地震による大規模停電や、大雪による交通障害など、「普段の生活が突然止まってしまう」出来事を経験された方も多いのではないでしょうか。

また、災害だけではありません。
近年は感染症の流行による外出自粛や物流の混乱、悪天候による配送遅延など、「買いたい時に買えない」という状況も珍しくなくなりました。

人の食料や飲み水は備蓄しているご家庭が増えてきましたが、意外と忘れられがちなのが、愛犬・愛猫のための備蓄です。

もし突然、お店に行けなくなったら。
もし通販が止まってしまったら。
もし、いつも食べているフードが手に入らなくなったら。

そんな時、一番困ってしまうのは、大切な家族である愛犬・愛猫です。

私たちは普段から「健康のために何を食べさせよう」「毎日のケアを頑張ろう」と考えています。
だからこそ、防災や備蓄も健康管理の一つであるといえます。
今回は、災害時だけでなく、物流の遅延や大雪など、さまざまな緊急事態にも役立つ「ペット用品の備蓄」についてご紹介します!

災害時の現実~ペット用品がすぐ届かない

実は、多くの飼い主さんがあまり意識されていないことがあります。

それは、災害や物流が混乱した時、人の生活用品よりもペット用品の物流再開が遅れるケースが少なくないということです。
緊急時の物流では、人間向けの食品、生活用品の輸送がペット用品よりも優先順位が高くなります。

私たちもこれまで、さまざまな緊急事態を経験する中で、

「いつものフードが入荷しない」
「メーカー在庫がなくなってしまった」
「次回入荷が未定と言われた」

というご相談を何度も受けてきました。

特に注意したいのが輸入ペットフードです。
海外から輸入されるフードは、船便や航空便、港湾の状況、国際物流の影響を受けやすく、一度問屋さんの在庫がなくなると、「次の入荷時期が未定」になることも珍しくありません。

数日で届くと思っていたものが、数週間、場合によっては数か月待ちになることもあります。
療法食や特定のフードしか食べられない子にとっては、これは決して小さな問題ではありません。
そのため、輸入フードを利用しているご家庭や療法食を続けている子は、普段より少し多めの備蓄を意識しておくことをおすすめします。

「まだあるから大丈夫」ではなく、「いつ物流が止まっても安心できる量がある」。
その安心が、いざという時に飼い主さんの心にも余裕を与えてくれます。

どのくらい備蓄すれば安心?

では、どのくらい備蓄しておけば良いのでしょうか。

おすすめは、最低7日分、できれば2週間分以上です。

さらに、輸入フードや療法食を食べている子は、できれば1か月程度を目安にストックしておくと安心です。

備蓄の目安は次のようになります。

備蓄するものおすすめの備蓄量ポイント
国産フード2週間分以上普段食べ慣れているものをローリングストックしましょう。
輸入フード3〜4週間分以上物流の影響を受けやすく、欠品すると入荷未定になることがあります。少し多めの備蓄がおすすめです。
療法食約1か月分以上持病がある子は代替が難しいため、余裕を持って準備しましょう。
飲み水2週間分以上飲水だけでなく、フードをふやかしたり薬を飲ませたりする際にも必要です。
常備薬・サプリメント約1か月分以上動物病院へすぐ行けない場合に備え、余裕を持ってストックしましょう。
ペットシーツ・猫砂2〜4週間分以上避難生活や物流遅延が長引くことも考えて準備しておくと安心です。
おやつ2週間分以上ストレス軽減や投薬補助、ごほうびとして役立ちます。
ケア用品(歯みがき・シャンプー・消臭用品など)普段使いを1〜2本予備に災害時でも普段のケアを続けられるよう、予備を備えておきましょう。

もちろん、ご家庭の保管スペースによって無理のない範囲で構いません。
大切なのは、「ゼロになってから買う」のではなく、「少し余裕を持って補充する」ことです。

ローリングストックなら無理なく続けられる

「そんなにたくさん備蓄したら、賞味期限が切れてしまいそう…」
そう思われる方もいらっしゃるでしょう。

そんな時におすすめなのが「ローリングストック」です。
最近、人間でも災害備蓄の方法として定着してきたので、言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
これは、普段から備蓄しているフードやおやつを日常的に使い、使った分だけ新しく買い足していく方法です。

例えば、いつもフードを3袋保管している場合、
1袋を開封したら、新しい1袋を購入する。
これを繰り返すだけで、常に新しい備蓄を維持できます。

最優先は「いつものフード」

ローリングストックは賞味期限切れの心配も少なく、特別な防災用品を買い揃えなくても始められるので、多くのご家庭におすすめの方法です。

普段から食べ慣れているフードを備蓄できることも、大きなメリットです。
災害時は環境が大きく変わるため、ストレスから食欲が落ちる子も少なくありません。
そんな時に急に違うフードへ切り替えると、さらに食べなくなってしまうことがあります。
だからこそ、「いつも食べているもの」を少し多めにストックしておくことが、愛犬・愛猫にとって一番安心できる備えになるのです。

防災用品というと特別なものを想像しがちですが、実は一番大切なのは「普段の生活をそのまま続けられること」。
その安心を支えてくれるのが、毎日のローリングストックなのです。

飲み水の備蓄も忘れずに

フードの備蓄は意識していても、意外と見落としがちなのが飲み水です。
災害時には断水が発生することもあり、人だけでなく愛犬・愛猫も十分な水が確保できなくなる可能性があります。

飲み水は、ただ喉を潤すためだけではありません。

・フードをふやかす
・薬を飲ませる
・体温調節を助ける
・脱水を防ぐ

など、健康を維持するために欠かせないものです。

特にシニアの子や腎臓病・尿路疾患などを抱えている子は、水分不足が体調悪化につながることもあります。

普段から飲み慣れているお水を、フードと一緒にストックしておくと安心です。
また、災害時は慣れない環境やストレスで飲水量が減ってしまう子もいます。
そんな時のために、甘みのある「植物酵素発酵ドリンク」など、水分を飲みたくなる工夫ができるアイテムを備えておくこともおすすめです。
各種アミノ酸やオリゴ糖を含み「飲む点滴」と言われるほど栄養豊富なドリンクです。

ヘルシーアニマルズのおすすめ備蓄

備蓄というと、「フードと水だけあれば十分」と思われるかもしれません。

しかし、実際には避難生活や物流の混乱が長引くと、毎日の健康管理をサポートするアイテムがあることで、愛犬・愛猫のストレスや体調管理に大きな違いが生まれます。
ここでは、災害時にも役立つヘルシーアニマルズが選んだこだわり備蓄リストをご紹介します。

フリーズドライリゾット

まずおすすめしたいのが、フリーズドライのリゾットです。
軽くて持ち運びしやすく、長期保存にも向いているため、防災バッグにも入れておきやすいのが魅力です。
お湯が使えない場合でも、水で戻して与えることができます。
普段のフードにトッピングしたり、食欲が落ちた時のサポート食としても活躍してくれるので、ローリングストックにもぴったりです。


植物発酵酵素ドリンク

災害時は環境の変化によるストレスで、食欲が落ちたり、お腹の調子を崩してしまう子も少なくありません。

そんな時に備えておきたいのが、植物発酵酵素ドリンクです。
水分補給のサポートとして利用したり、いつものフードにかけたりすることで、食欲が落ちている時にも役立ちます。普段から飲み慣れている子なら、避難生活でも安心感につながります。


ヤギミルク

ヤギミルクは、多くのワンちゃん・ネコちゃんが大好きな人気アイテムです。
飲水量を増やしたい時や、食欲が落ちた時のサポートにもおすすめです。

避難生活ではストレスから水を飲まなくなる子もいます。
そんな時、「いつものヤギミルク」があるだけで、水分補給がスムーズになることがあります。
また、ご褒美として与えることで、不安な気持ちを和らげる時間にもなります。
1回分のパウチタイプなので、いざという時にそのまま与えることができます。


アカエゾマツ歯みがきジェル

避難生活では、水も自由に使えず、いつもの歯みがきができなくなることもあります。
だからといって、お口のケアを何日もお休みしてしまうと、お口の環境が悪化してしまうことがあります。
アカエゾマツ歯みがきジェルは、歯ブラシが使えない時でも手軽にケアしやすいのが特徴です。
お口に含ませるだけでアカエゾマツ精油の防臭抗菌効果で口内環境を守ってくれます。
普段から使い慣れているものを備えておけば、環境が変わっても無理なく続けられます。


アカエゾマツドライシャンプー

断水してしまうと、シャンプーをすることは難しくなります。
でも、皮膚や被毛を清潔に保つことは、健康維持のためにも大切です。
そんな時でもドライシャンプーなら、水を使わずに被毛のお手入れができます。
避難所生活や車中泊など、水が貴重な状況でも役立つ心強いアイテムです。


お気に入りのおやつ

意外かもしれませんが、その子のお気に入りのおやつも立派な防災用品です。

知らない場所で過ごす避難生活は、犬や猫にとって大きなストレスになります。
そんな時、いつものおやつをもらうだけで安心した表情を見せる子は少なくありません。
また、薬を飲ませる時や、ハウスに入ってもらう時などにも役立ちます。
「心の備え」として、お気に入りのおやつもぜひストックしておきましょう。

例えば各種ジャーキーは保存もしやすく、噛んで食べることでストレス解消にもなり、口内環境を整える唾液も分泌されやすくなります。


避難バッグには何を入れておく?

災害が起きた時、「どこに何があるか分からない」という状況では、落ち着いて行動することができません。

普段からペット専用の避難バッグを用意しておくと安心です。
バッグには次のようなものを入れておきましょう。

・フード
・飲み水
・食器
・常備薬
・リード、ハーネス、首輪
・ペットシーツや猫砂
・うんち袋
・タオル
・お気に入りのおもちゃ
・健康手帳やワクチン接種証明書
・愛犬・愛猫の写真

特に写真は、万が一はぐれてしまった時に探すための大切な資料になります。
スマートフォンの中だけではなく、印刷した写真も数枚入れておくと安心です。

また、普段使っている毛布やタオルなど、家の匂いが付いたものを一緒に入れておくと、慣れない環境でも安心して過ごせる子が多くいます。

防災バッグは一度作って終わりではありません。
賞味期限や消耗品の残量を確認しながら、定期的に中身を見直すことも忘れないようにしましょう。

「備蓄」は愛犬・愛猫への愛情です

災害は、「いつか来るもの」ではなく、「いつ起きてもおかしくないもの」になっています。

地震や台風だけではありません。
北海道では大雪によって道路が通れなくなることもあります。
数年前には感染症の流行で外出を控えなければならなかった時期もありました。
原油問題もあり、物流の遅延やメーカーの欠品も、今では決して珍しいことではありません。

そんな時、「いつものフードがあと1日分しかない」「療法食が手に入らない」「お店の棚が空っぽだった」という状況になってしまうと、飼い主さんの不安は一気に大きくなります。

でも、少し余裕を持って備蓄していれば、その不安は安心へと変わります。
愛犬・愛猫は、自分でフードを買いに行くことも、水を準備することもできません。
だからこそ、飼い主さんの「備え」が、その子たちの命を守ることにつながります。

備蓄は、決して特別なことではありません。
高価な防災用品をたくさん購入することでもありません。

普段食べているフードを少し多めに置いておくこと。
いつも使っているケア用品を切らさないこと。
使ったら買い足す「ローリングストック」を続けること。
その小さな積み重ねが、もしもの時の大きな安心になります。

トライ!ペット防災チェックリスト

「何を備えればいいのか分からない。」

そんな方は、まずは次のチェックリストから始めてみましょう。

□ フードは2週間以上ありますか?
□ 飲み水は十分ありますか?
□ 常備薬は切れていませんか?
□ ペットシーツや猫砂は余裕がありますか?
□ お気に入りのおやつはありますか?
□ 避難バッグはすぐ持ち出せますか?
□ 家族みんなが保管場所を知っていますか?

必要なものや備蓄を全部を一度に揃えようとしなくても大丈夫です。
お買い物のたびに一つずつ増やしていくだけでも、立派な備えになります。

何も起こらなくて良かったね」でいい!

私たちは、「何も起こらない毎日」がずっと続いてほしいと願っています。
でも、自然災害や予期せぬ出来事は、私たちの都合を待ってはくれません。
だからこそ、普段から少しだけ未来の安心を準備しておくことが大切です。

災害だけではなく、大雪で買い物に行けない日。
物流が止まって荷物が届かない日。
感染症の流行で外出を控える日。

そんな時にも備蓄は、きっと家族を助けてくれます。

そして、輸入フードや療法食を利用しているご家庭では、物流の影響を受けやすいことも忘れてはいけません。
問屋さんの在庫がなくなれば、次の入荷がいつになるのか分からないケースもあります。
「あと少ししか残っていないから注文しよう」では間に合わないこともあるのです。

だからこそ、普段から少し多めの備蓄を心がけておくことが、大切な家族を守ることにつながります。
備蓄とは「不安になりすぎてものを抱えること」ではありません。
「もしもの時でも、いつもの暮らしをできるだけ続けるための準備」です。

愛犬・愛猫は、飼い主さんを信じて毎日を過ごしています。
その信頼に応えるために、今日から少しだけ未来の安心を準備してみてください。
何も起こらず、「準備したけど使わなかったね」と笑って話せる日が来ること。それが、私たちにとって一番幸せな防災の姿なのかもしれません。
ヘルシーアニマルズは、愛犬・愛猫と飼い主さんが、毎日を安心して笑顔で過ごせるよう、健康づくりと備えを応援しています。