
春から初夏にかけて、ワンちゃん・ネコちゃんの「マダニ被害」が一気に増える季節になりました。
「うちは山に行かないから大丈夫」
「都会だから関係ない」
「室内飼いの猫だから安心」
……そう思っていませんか?
実は最近、マダニは公園・歩道の植え込み・住宅街の草むらなど、私たちのすぐ身近な場所でも多く見つかっています。
大都会・東京23区にもいるようですよ!
しかもマダニは、ただ血を吸うだけではありません。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)など、命に関わる感染症を運ぶこともあり、人間の死亡例も報告されています。
さらに近年では、犬や猫の感染・死亡例も問題になっており、「ただの虫」では済まされない存在になっているのです。
今回は、
✓マダニはどこにいるの?
✓刺されるとどうなる?
✓犬や猫への危険性
✓人にも感染するSFTSとは?
✓室内猫でも安心できない理由
✓今日からできる予防対策
について、体験談とともにわかりやすく解説していきます!

マダニってどんな虫?

マダニは、クモやダニの仲間に分類される吸血性の生き物です。
見た目は小さいですが、血を吸うと大きく膨らみ、数ミリ〜1cm近くになることもあります。
犬や猫、人間などに吸いつき、数日〜1週間ほどかけて血を吸い続けます。
ここで怖いのが、
「病気を運ぶ」こと
です。
マダニはさまざまな病原体を持っていることがあり、
✓SFTS
✓バベシア症
✓ライム病
✓日本紅斑熱
などの感染症を媒介します。
つまり、「刺された」だけで終わらないことがあるのです。
マダニは山にしかいない…はもう古い!

昔は、
「山」
「キャンプ場」
「森林」
などがマダニの危険地帯と言われていました。
ですが最近は、都市部でもマダニ被害が増えています。
実際によくある場所
- 公園の草むら
- 河川敷
- 歩道横の植え込み
- マンション周辺の芝生
- 空き地
- ドッグラン
- 家庭の庭
など。
特に注意したいのが、
「少し草が伸びている場所」
です。
マダニは草の先で待機し、通りかかった動物に飛びつきます。
つまり、
「ほんの数秒草に顔を入れた」
「ちょっと匂いを嗅いだ」だけでも付着する可能性があるのです。こわいです…。
体験者は語る!散歩中のマダニ被害

スタッフの実家で以前飼っていたワンちゃんも、ご近所を散歩中に実際にマダニ被害に遭いました。
その時の体験を少し聞いてみました。
以下、スタッフより。
「お父さんが犬を連れて毎日普通に散歩していたある日、歩道の横にある植え込みの草が少し茂っている場所に、顔を突っ込んでクンクンしていたんです。
その時は特に何も気づかなかったのですが、後から顔に黒っぽいものが付いているのを発見。
血を吸って大きくなったようです。よく見ると、マダニでした。
しかもかなり深く食い込んでいて、自分では取れない状態。
動物病院で外してもらったのですが、
「かなりしっかり噛みついていましたね」と言われました。
そして驚いたのが、その刺された部分。
炎症の影響だったのか、その場所だけはその後ずっと毛が生えてこなかったのです。
顔のけっこう目立つ場所だったので、ずっと「ダニでハゲた」と言われてました…笑
まぁ、命に関わる病気が出なかったのは本当に幸運でしたが、
「たった1回の散歩中のクンクン」
「歩道脇の植え込み」
でも起きるんだ…
と痛感して、それ以来、どちらかというと無頓着だった父さん母さんも愛犬のダニ予防をきちんと行うようになりました」
とのこと。生々しいですね…。
皆さんもお気をつけください!
マダニに刺されるとどうなるの?

①皮膚トラブル
もっとも多いのが、
- 赤み
- 腫れ
- 痒み
- 炎症
- 脱毛
など。
特に顔・耳・目の周囲は被害が目立ちやすいです。
強く炎症を起こすと、先ほどのワンちゃんのように部分的に毛が生えにくくなることもあります。
②貧血
大量に寄生されると、血を吸われ続けることで貧血になることがあります。
特に、
- 子犬
- 子猫
- シニア
- 体力が弱っている子
では注意が必要です。
③感染症
そして最大の問題がこれです。
マダニは病原体を媒介します。
中でも近年、日本で非常に問題になっているのが、
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
です。
💡SFTSって何?

SFTSはウイルス感染症の一種で、
マダニが媒介する非常に危険な病気
です。
人間だけでなく、
- 犬
- 猫
にも感染します。
人間のSFTSは死亡例もある
人間が感染すると、
- 発熱
- 下痢
- 嘔吐
- 倦怠感
- 出血症状
などを起こし、重症化することがあります。
日本国内では死亡例も報告されており、致死率が比較的高い感染症として知られています。
特に西日本を中心に報告が増えていましたが、近年は分布が広がっていると考えられています。
犬もSFTSになるの?

はい。犬も感染します。
ただし、猫ほど重症化しにくいと言われています。
それでも、
- 発熱
- 元気消失
- 食欲不振
- 嘔吐
- 下痢
などを起こすことがあります。
また、犬自身に症状が軽くしか出なくても、
「ウイルスを運ぶ存在」
になる可能性もあります。
つまり、犬についたマダニから人間へ感染するリスクもあるのです。
猫のSFTSは特に危険!

実はSFTSは、
猫の致死率がかなり高い
ことで知られています。
猫の場合、
- 高熱
- 黄疸
- 食欲不振
- 呼吸状態悪化
- 元気消失
などが見られ、急激に悪化するケースがあります。
さらに怖いのが、
猫から人間への感染例
も報告されていること。
SFTSに感染した猫の体液などから、人間に感染したケースが確認されています。
つまり、
「猫が外でマダニに刺される」
↓
「猫がSFTSになる」
↓
「看病した人にも感染」
という可能性があるのです。
猫ちゃんの外飼いにはいろんな危険がいっぱいで、マダニ被害もその1つです!
飼い猫をお外に出すのは本当にやめましょう。
室内飼いの猫なら安心?

では、「うちは完全室内飼いだから大丈夫!」
と思いたいところですが、実はそうとも言い切れません。
マダニは家の中に持ち込まれることがあるのです。
例えば、
- 飼い主の服
- 靴
- バッグ
- 犬の散歩後
- 洗濯物
などに付着して侵入する可能性があります。
キャンプやアウトドア、畑仕事をされる飼い主さん、家に入る際には再度チェックしてくださいね。
いくら気をつけても皮ふについているとお風呂に入らないと気づかないものですが、
アウトドアで着用していた服は早く脱いでお洗濯しましょう!
また、ベランダや庭に出る猫も注意が必要です。
マダニは普通にお庭にもいることがあります。
実際、
「完全室内飼いに近い猫」でのマダニ被害例
も報告されています。(いやですね…)
特に近年は気温上昇の影響もあり、マダニの活動期間が長くなっているとも言われています。
マダニを見つけたら絶対に無理に取らない!

これは本当に大切です。
マダニは口を皮膚に深く刺し込んで固定しています。
無理に引っ張ると、
- 口だけ残る
- 炎症悪化
- 病原体を押し込む
危険があります。
さらに、「にっくき敵!」とばかりに
ブチッと潰すのも危険です。
病原体を含む体液が飛び散る可能性があります。
マダニを見つけた時の正しい対応

①無理に取らない
②すぐ動物病院へ
③触った手はしっかり洗う
これが基本です。
早めに取るほど感染リスクを減らせる可能性がありますが、無理やりは禁物。
ワンちゃん、猫ちゃんだけでなく人間の場合も同じです。
今日からできるマダニ対策

草むらに顔を突っ込ませない
ワンちゃんは匂い嗅ぎが大好きですが、
- 草が茂った場所
- 植え込み
- 河川敷
では特に注意。
「ちょっとだけ」が危険です。
散歩後は全身チェック
特に、
- 顔
- 耳
- 首
- 脇
- 足先
を確認しましょう。
ブラッシングも有効です。
予防薬を使う
動物病院で処方される、
- スポットタイプ
- 飲み薬
なども有効です。
ただし体質によって合う・合わないもあるため、獣医師と相談して選びましょう。
ナチュラル派にも注目!虫対策アイテム
虫よけも有効な防御手段です。
でも最近ではケミカルな製品に不安を感じて
「できるだけ自然由来でケアしたい」
という飼い主さんも増えています。
そこで注目なのが、
ヘルシーアニマルズの新商品
【ダニ・蚊・カメムシ・ハチよけ】アカエゾマツ ダニ・虫よけスプレー 50mL
です!
北海道アカエゾマツ精油を使用
この商品は、大学との共同研究開発によって誕生した虫よけスプレーです。
ヘルシーアニマルズでは、これまで抗菌防臭効果に優れた北海道産アカエゾマツ精油の機能を生かした成分を多数開発してきましたが、
それに加えてその他天然の虫よけ成分を使用し、
- ダニ
- 蚊
- カメムシ
- ハチ
などへの対策として開発されています。
アカエゾマツ精油に由来する、爽やかな森林のような香りも特徴です。
お散歩前の新習慣に
特に、
- 草むらに行く前
- 公園散歩
- キャンプ
- ドッグラン
などの前に使うことで、虫対策のサポートになります。
「予防薬だけに頼るのが不安」
「ナチュラルケアも取り入れたい」
という方にも取り入れやすいアイテムですね。
虫よけスプレーだけではなく、
日ごろからアカエゾマツシリーズのスキンケアを使うことで、
アカエゾマツ精油に由来する防虫成分が
バリア的に重ねられていくので、効果が長持ちします。
スキンプロテクトスプレーをはじめ、シャンプー、肉球クリームやプロテクトオイルなど
目的や季節、体質に合わせてライン使いをオススメしております。
初夏は「マダニ警戒シーズン」

マダニは、本当に身近な場所にいます。
しかも近年は、
- 温暖化
- 野生動物の増加
- 都市部への拡大
などもあり、以前より遭遇リスクが高まっていると考えられています。
そして怖いのは、
「刺されてもすぐ気づかない」
こと…。
人間の場合、お洋服を着ているからなおさらです。
だからこそ、
- 日頃のチェック
- 草むら回避
- 予防
- 早期発見
がとても大切です。
「うちは大丈夫」が一番危ないかも

マダニは、山奥だけの話ではありません。
歩道の植え込み、公園、芝生…。
私たちの日常のすぐそばにいます。
そして、
- 犬や猫の皮膚トラブル
- 感染症
- SFTS
- 人への感染
など、想像以上に深刻な問題につながることがあります。
だからこそ、
「毎日の散歩だからこそ気をつける」
ことが大切。
愛犬・愛猫を守るために、
- 散歩後チェック
- 草むら注意
- 虫よけ対策
- 予防薬の相談
をぜひ意識してみてくださいね。
恐ろしいマダニから大切な家族を守れるのは、毎日そばにいる飼い主さんだけですよ!
