2026.04.20

【ブログ】シニア犬・シニア猫にたんぱく質って必要?減らすべきか迷ったときに読む話

「シニアになったら、たんぱく質は控えた方がいいんですよね?」

最近、飼い主さんから本当によくいただくご相談です。
インターペットに先日出展した際にも、ブースを訪問してくださったお客様から何度かご質問をいただきました。

確かに、
・腎臓に負担がかかる
・高齢になると代謝が落ちる

こういった理由から、シニアは「たんぱく質=控えるもの」というイメージが広がっています。
でも実はこの考え方、少し注意が必要です。

なぜなら、たんぱく質は
シニア期だからこそ大切になる栄養素でもあるからです。

この記事では、

・たんぱく質の摂りすぎ・不足のリスク
・シニア期の適切な考え方
・食べない子への工夫

について、やさしく解説していきますね。

シニア期でもたんぱく質は「体の土台」

たんぱく質は、

・筋肉
・皮ふや被毛
・内臓
・免疫
・酵素やホルモン

など、体のあらゆる部分を作る材料です。

特にシニア期では、

・筋肉量の低下
・免疫力の低下
・回復力の低下

が起こりやすくなります。

このとき、たんぱく質を減らしすぎると、
体を維持する力そのものが弱くなるという状態になってしまいます。

たんぱく質を摂りすぎるとどうなる?

犬も猫も元々肉食なので、たんぱく質の消化能力は人間よりも強いです。
胃→肝臓→小腸と最終的にアミノ酸に分解され、
体の各所に運ばれ、細胞や組織の維持に使用されます。

過剰なたんぱく質は肝臓で分解されると、最終的に腎臓から排泄されます。
そのため過剰になると、

・腎臓への負担増加
・尿素窒素(BUN)の上昇
・脱水リスク

などにつながる可能性があります。

特に、

・慢性腎臓病(CKD)の子
・腎数値が上がっている子

では注意が必要です。

ただしここで大切なのは、

👉 健康なシニア=むやみにたんぱく質を制限しない
👉 腎臓病の子=たんぱく質を適切にコントロールする

という考え方です。

たんぱく質が不足するとどうなる?

こちらは見落とされがちですが、とても重要です。
たんぱく質が不足すると、

・筋肉の減少(足腰が弱くなる)
・免疫低下
・皮ふや毛並みの悪化
・元気がなくなる
・回復力の低下

といった影響が出てきます。

特にシニアでは「なんとなく弱ってきた」
その原因が、実はたんぱく質不足というケースも少なくありません。

筋肉や皮ふ、被毛はもちろん、
免疫グロブリン(血液に含まれる抗体の材料)もたんぱく質を材料としています。

人間でも近年、シニア期のたんぱく質摂取の重要性が叫ばれていますが、
シニア期のワンちゃん・猫ちゃんにもたんぱく質が必要なのは同じですね。

シニア犬・猫のたんぱく質の目安量

健康なシニアであれば、

体重1kgあたり 約2.5〜4g/日

がひとつの目安です。
体重10キロのワンちゃんならだいたい25g~40gという計算です。

ただし、

・持病
・体格
・食欲
・活動量

によって調整が必要になります。

そして重要なのは、 量よりも“質”と“吸収効率”です。

腎臓が悪い子の「食べてくれない問題」

腎臓に配慮が必要な子では、

・低たんぱく
・低リン
・低脂質

などを考慮した療法食(いわゆる病院食)が処方されることがあります。

ただここで、多くの飼い主さんが直面するのが…
「食べてくれない問題」です。

療法食は目的重視で設計されているのでどうしても、

・味が薄い
・香りが少ない

ため、ワンちゃん・ネコちゃんによっては
「全く口をつけない」ということも珍しくありません。

でも実はこれ、とても大事なポイントで、
食べないこと自体が最大のリスクなんです!

どんなに理想的な栄養設計でも、
食べてくれなければ意味がありませんよね。

食べてもらうためのトッピングという選択

そこでおすすめなのが、
“療法食+トッピング”という考え方です。

ポイントは、

✔ 香りをプラスする
✔ 嗜好性を上げる
✔ 少量で満足感を出す

こと。

例えば、

・香りのよいスープや出汁
・消化にやさしいやわらかいお肉
・発酵食品由来のうまみ成分

などを少量トッピングすることで、
「食べてくれるごはん」に変えることができます。

もちろん、腎臓の状態によっては内容の調整が必要なので、
主治医と相談しながらが基本ですが、

「全く食べない」よりも
「少しでも食べる」方が圧倒的に大切です。

ヘルシーアニマルズの【腸活サポートフード7days】シリーズは、
メインフードの上にちょこっと乗せるだけで使える便利な補助食です。
お肉や魚など、たんぱく質を含む様々な素材をトッピング用に調理しました。
食材を多様化することは腸活にも良いですし、食いつきアップにもつながります。

消化・吸収の負担を減らすことも大切

シニア期では、

・消化酵素の減少
・腸内環境の乱れ

によって、たんぱく質の分解・吸収がうまくいかないことがあります。

たんぱく質はアミノ酸まで分解されて初めて利用されるため、
“分解の負担を減らす”という視点も重要です。


🍃植物発酵酵素サプリで内側からサポート

ここで取り入れてほしいのが、
ヘルシーアニマルズの植物発酵酵素サプリ(液体・粉末)です。

このサプリには、50種類以上の野菜・果物をじっくり発酵して作った

・アミノ酸
・オリゴ糖
・発酵由来の栄養素

が豊富に含まれており、

腸内環境を整える
✔ 消化の負担を軽減

といった働きが期待できます。

たんぱく質をそのまま口から摂取するのではなく、
アミノ酸という小さく吸収されやすいかたちに
酵素の力であらかじめ分解したものが含まれています。

つまり、 たんぱく質を無理に増減するのではなく、
「使いやすくする」というアプローチ
ができるんです。

さらに、ほんのり自然な甘みと発酵のうまみがあるため、 トッピングとしても優秀です。

液体はそのままドリンクとして与えても良いですし、
粉末はメインフードに少しかけても使えます。
食いつきアップにつながるのも嬉しいポイントです。

ワンちゃんは液体・粉末いずれも使えますが、
猫ちゃんはストルバイト(結石)対策に、必ず液体タイプをご利用ください!

サプリのくわしい使い方はこちらをご覧ください👇

【サプリのトリセツ③】酵素野菜サプリの使い方

まとめ:シニア期のたんぱく質は「制限」より「最適化」

シニア犬・シニア猫のたんぱく質は、

減らしすぎない
✔ 摂りすぎない
✔ 状態に合わせて調整する

ことが大切です。

そして何より重要なのは「ちゃんと食べられているか」という視点。
食べること=生命をつなぐことです。

療法食を食べない
・食欲が落ちてきた

そんなときは、トッピングや消化サポートといった工夫で「食べられる形」に整えてあげることが、
シニアケアの大きなカギになります。

シニア期は、ケア次第で大きく差が出る時期です!
たんぱく質を無理に制限するのではなく、楽しみながら
その子に合った“ちょうどいい”を見つけていきましょう。