2024.11.20

【ブログ】人間も愛犬も低体温は危険!内から体を温めよう!

本州のほうはまだまだ夏のように暖かい日もあるそうですが💦
北海道は少し肌寒い季節になってきました。

皆さんのワンちゃんは寒がりですか?
体は十分温かいですか?
最近、低体温のワンちゃんが増えているようです。
以前ブログに書きましたが、
ペット鍼灸のイベントで、
参加したワンちゃんを先生に見ていただいたところ、
ほとんどが「冷えている」と言われて驚いたことがありました。
人間もそうですが、ワンちゃんの体も
ちょっと油断すると冷えてしまうものです。

でも、なぜ低体温って良くないのでしょう。
その点も含めて「ワンちゃんの低体温」について、
今日は考えてゆきたいと思います。

冷え性と低体温のちがい

低体温はいわゆる「冷え性」と混同されがちですが、
2つの定義は異なるものです。

冷え性とは、寒くない温度環境の中にいるのに、
体の末端部や足腰などが
部分的に冷えているように感じることです。
体温を測ってみると通常の体温だったということもあります。

低体温とは、体の内部の体温(深部体温)自体が
平熱より下がってしまっている状態を言います。
脳や内臓などの深部まで冷えているのです。

ちなみに深部体温は
直腸で検温したもので判定します。
測定には直腸用の体温計を使います。
普通の体温計で測ったものではないのでご注意ください。

人間の場合、深部体温が35度以下になると、
激しい震えや、判断力の低下などの症状があらわれ
「低体温症」と診断されます。
体温が下がるにつれ、筋肉の硬直、脈拍や呼吸の減少、
血圧の低下などが起こり、死に至ることもあります(怖いです)

そこまで行かない軽度の低体温(35度以上)でも、
免疫力が低下し、様々な健康問題が起きやすくなります。
人間の場合、体温が1度下がるだけでも
病気の発生率が増えるという話を
聞いたことがありますでしょうか?
こどもの頃おばあちゃんに
「体を冷やしちゃだめだよ!」
と言われたことがある方も多いと思いますが、
それにはちゃんとした理由があったのですね。

ワンちゃんの低体温とは?

ワンちゃんの場合、平熱が人間より高く、
約38度~39度ですから、
低体温とは、深部体温が37.5度以下になっている状態を指します。

ワンちゃんの場合、低体温症は、
深部体温が35度以下になっている状態です。
段階と症状は以下のようになっています。

【軽度(体温32~35℃)】元気がない
食欲がない
震える
【中等度(体温28~32℃)】筋肉が硬直
血圧低下
不整脈
呼吸が浅い
【重度(体温28℃以下)】呼吸困難
昏睡状態
瞳孔が開く



ワンちゃんの平熱には、個体差がありますし、
深部体温の測定は直腸で行います。
直腸で測れるペット用の体温計を1つ持っておくと便利です。
Amazonなどで安く手に入れておくといざというとき助かります。

「ちょっと低め」でも良くない理由

「低体温症」までいくと、
あからさまに体に悪いというのは
本能的によ~くわかりますが、
深部体温が37度程度「ちょっと低め」で、
低体温症のような症状がない状態でも
なぜ体に良くないのでしょうか。

それには血液の流れが深く関係しています。

私たち人間の体にも、ワンちゃんの体にも、
血液が重要な働きをしてくれていますよね。

血液は全身の細胞に栄養と酸素を届けています。
また老廃物の回収にも重要な働きをしています。
血液は主に赤血球、白血球、血漿、血小板などで構成されていますが、
免疫機能を担当しているのは白血球です。
体内に侵入した異物や病原菌と戦ってくれるのです。

白血球には、
リンパ球、単球、顆粒球などの種類がありまして、
血流に乗って体内を循環しながら
「異物はいないか?病原菌はいないか?」と
みんなで連携を取りながら
身体の中に怪しいものがいないか見張っており、
怪しいものを見つけると攻撃してくれるのです。
体内のパトロール隊のような存在ですね。

しかし体温が下がると、血管が収縮します。
血液の流れも悪くなるため、
白血球のパトロール活動も、
異物を捕まえて攻撃する活動も遅くなってしまいます。
その結果、ウイルスや細菌に免疫が負けて、
様々な病気にかかりやすくなってしまう…ということなのです。

他にも、血流が悪くなると、
酸素や栄養が十分に届かないことで、
四肢が冷えたり、
内臓機能が低下したり、
筋肉がこわばったり、
さまざまな問題が発生します。

血行を良くすることは、
免疫にとって大切なことなのです。
健康を守るために「体を温める」ということが、
どれほど大切かお分かりいただけたでしょうか。

温活は断然「体内から」!

もちろん、
部屋を暖かくしてあげたり、
お洋服を着せてあげたりなど、
外側からワンちゃんの体を
温かくキープしてあげることもとても大事です。

しかし「体の中から温める」のが、
抜本的な温活です。
私たち人間も同じですよね。
いくら暖かいお洋服を着ても、
体自体にエネルギーや筋肉が少なく、
熱が産生されなければ、
温かさが持続しません。
温活は体内から!」です。

体熱を産生させるために、
適度な散歩や運動をさせてあげることに加え、
食べ物からも代謝アップを心がけましょう!

ヘルシーアニマルズでは、
ワンちゃんの温活サプリとして、
「植物酵素サプリ(液体)」
「北海道産鮭白子サプリ」を特におすすめしています。




「植物酵素サプリ(液体)」は、
52種類の野菜や果物などの植物を、
時間をかけて酵素が分解した産物です。
酵素が、タンパク質や炭水化物など、
本来、体内で分解されるべき野菜や果物の栄養を
アミノ酸レベルに分解してくれているため、
シニア犬や病中病後など、
体熱の産生力が弱っている子でも、
栄養を吸収しやすく、すぐにエネルギーになります。
酵素サプリには粉末と液体がありますが、
液体タイプは、摂取すると腸が動きやすく
早くエネルギーになりますので、
即効を求める場合液体がおすすめです。

また「白子サプリ」には、
生命活動の源となる物質・核酸が多く含まれていて、
年々衰える代謝活動を促進してくれます。
核酸は生命活動の源です。
年々体内で合成される量が減っていくので、
食品として補ってあげることで、
体内での核酸合成の助けになります。

これらに加えて、
体の深部に届く「近赤外光」を用いた
「光エステ」の施術を受けていただくと、
体の内部を効果的に温めることができます。
関節や骨、筋肉などにもぬくもりが届き、
代謝を促進してくれますので、
温かさがしばらく持続すると好評です。
詳しくは「体験者インタビュー」をごらんください。

【ペット鍼灸・光エステ愛用者インタビュー①】モカちゃん13歳「続けることにメリットしか感じません!」
【ペット鍼灸・光エステ愛用者インタビュー②】はなちゃん7歳「気づいたら色々快調です!」


エステの光自体は熱くなく、
手で触れても熱は感じないのに、
内部にぬくもりを届けることができるのがうれしいですよね。
これから寒くなってきますので、
ワンちゃんの温活をはじめましょう!
今年の冬は体の中から暖かく過ごしたいですね。