2024.10.22

【ブログ】最近話題のたもぎ茸!ペットの認知症や腫瘍になぜいいの?

ペットも平均寿命が伸びてきた結果
「がん」「認知症」など
人間並みの健康問題を抱える子が増えています。
ご相談をいただくたびにヘルシーアニマルズでは、
「たもぎ茸サプリ」をおすすめすることが多いです。

見た目も可愛くて美味しいキノコでもある
たもぎ茸は最近かなり知られてきて
スーパーの店頭でも見かけることが多くなりました。
でも「なぜ、がんや認知症に有効といわれているの?」という点は
残念ながらまだまだ知られていないと思います。
今回は小さなたもぎ茸に秘められたパワーについて
学んでゆきましょう!

認知症とは?なぜ発病するの?

最初に、認知症やがんが
なぜ発症するのかということについて
調べてみましょう!

人間だけではなく、
ワンちゃんやネコちゃんも
高齢になるとぼんやりしてきて
認知機能が低下する場合がよくあります。
それが悪化し、日常生活に支障をきたすまでになった状態を
認知症」と呼んでいます。

人間の認知症には
「アルツハイマー型認知症」
「血管性認知症」
「レビー小体型認知症」
「前頭側頭型認知症」
の4種類があり、
断然多いのが「アルツハイマー型認知症」です。

これはアルツハイマー病の進行とともに進行する認知症です。
アルツハイマー病とは、
脳内に「アミロイドβ」や「リン酸タウ」と呼ばれる
毒性のあるたんぱく質が蓄積することによって、
脳の神経細胞が破壊されることで発症する病気で、
主な症状は認知機能の低下です。

なぜそれらのたんぱく質が脳内に蓄積するかは
まだ研究中の部分が大きいのですが、
最新の研究では「カビ」に対する防御反応だとされています。

有毒なカビを吸い込むと脳内にカビが進入し、
「これはダメなものだ!」と判断されると防御のために
先ほどの「アミロイドβ」が増えるそうです。

アミロイドβはカビの毒素を分解してくれる結果、老廃物がたまります。
それが溜まりすぎて排出されず滞留しすぎると
脳神経細胞に悪さをするという仕組みです。

アルツハイマー型認知症になるのは人間だけではなく、
猫ちゃんの認知機能低下にも
同様のメカニズムが関係しているという研究結果があります。
ワンちゃんの場合、高齢により認知機能が低下した場合、
アルツハイマー型認知症の前段階のような症状が現れると言われています。
しかし、治療薬はまだ開発されていないため、
前段階で気づき予防を行うことが大切になります。

がんとは?その原因は?

では、近年ワンちゃんやネコちゃんに増えている
「がん」(悪性腫瘍)は
なぜ発生するのでしょう。

腫瘍とは組織、細胞が生体内の制御に従わず
自律的に過剰に増殖することによってできる
組織の塊(かたまり)のことですが、
その中でも無限に無秩序に増殖して、
あちこちに転移していくものを「がん」と呼んでいます。

健康な人の体の中でも毎日のようにがん細胞はできていて、
通常は免疫で撃退されていますが、
年をとったり病気で免疫の働きが低下していると撃退されないので、
がんが成長してしまう…という仕組みです。

では、がんになる原因は何なのでしょう?
人間の場合、男性のがんの約 50%、女性のがんの約 30%は、
喫煙や大量の飲酒、不適切な食事、運動不足といった生活習慣や、
細菌・ウイルスなどの感染が要因
と考えられているそうです。
しかしそれ以外のもの…約半分以上は原因が不明なそうです。

ワンちゃんやネコちゃんは
タバコを吸ったりお酒を飲んだりしません。
運動だって人間以上にしている子も多いでしょうが、
がんになる子もいるのです。
これは生活習慣のほか、遺伝やストレスなどその他の要因も複雑に絡み合い
発病の要因となっていると考えられます。
日本人に多いのは「肺がん」「胃がん」「大腸がん」ですが、
ワンちゃんネコちゃんに多いのは、以下のようながんです。

  • リンパ腫…悪性リンパ腫ともいわれる血液のがん
  • 肥満細胞腫…ワンちゃんに多い免疫細胞系のがん
  • 乳腺腫瘍…避妊手術を受けていないメスのワンちゃんネコちゃんに発生、多くが悪性
  • 組織球肉腫…樹状細胞由来のがん
  • 軟部組織肉腫…ワンちゃんの体表にあらわれるしこり
  • 骨肉腫…大型犬に多いがん

また、がんになりやすい犬種もあるようです。
例えば柴犬、ミニチュアダックスなどは
死因の一位ががんを占めている犬種です。

ペットのがんというと
命に関わる病で恐ろしいイメージがありますが、
私が一緒に暮らしてきた子たちでも、がんになった子はいます。
余命の話や、闘病の経緯など
参考までに書いていますので参考までにごらんいただければうれしいです。

【参考ブログ】ヘルシーアニマルズの想い(7)肺がんになった愛猫
【参考ブログ】術後も順調!超高齢オス猫の珍しい乳腺腫瘍
【参考ブログ】長寿猫のクロ(推定20歳)、虹の橋を渡りました

「がん」「認知症」にたもぎ茸が良い理由!



ペットのがんや認知症について
ご相談を受けた場合、
ヘルシーアニマルズでは
「たもぎ茸サプリ」をおすすめすることが多いです。

それはたもぎ茸が
強力な抗酸化物質と、
強力な抗腫瘍作用を持つ物質
をたっぷり含んでいる、
スーパーフードだからです。

良質の抗酸化物質を摂取することは、
がん、認知症に効果があると言われています。

たもぎ茸に含まれている
2つのすごい物質について解説します!

①抗酸化物質「エルゴチオネイン」

エルゴチオネイン抗酸化作用がとても強く、
DNAの損傷や過酸化脂質の生成を防ぐ働きがあります。

DNAの損傷は毎日発生し、
体内で自動的に修復されていますが、
きちんと修復できないと
ガン発生につながったり、遺伝的影響を起こす可能性があります。

また、過酸化脂質とは、
コレステロールや中性脂肪といった体内の脂質が
活性酸素で酸化されたものを指します。
体内で過酸化脂質が増えすぎると、
シミやシワの原因になる他、
血管で血栓を作り、動脈硬化を引き起こしたり、
細胞を傷つけガンの要因にもなります。

このエルゴチオネインが
他の食用キノコと比べると、
たもぎ茸には段違いに多く含まれているのです!

②抗腫瘍作用を持つ「βグルカン」

また、たもぎ茸には抗酸化作用に優れた
『β(ベータ)グルカン』の含有量が、
健康きのこの代表格・アガリクスの
約2.5倍も含まれています。

βグルカンとは多糖類の一種で、食物繊維の仲間です。
主に、きのこの細胞壁に含まれています。
腸内の免疫細胞に直接働きかけるので、
免疫力を高めてくれると言われています。

βグルカンには、
以下のような効果が認められています。

  • 免疫力向上
  • ガンの抑制
  • コレステロール値の低下
  • 腸内環境を整える

βグルカンの中には、
体に優しい抗がん剤として利用されているものもあります。
一般の抗がん剤とちがい、
ナチュラルキラー細胞やマクロファージなどの
免疫細胞を活性化することで、
がんを抑制するタイプの抗がん剤です。

たもぎ茸はこれを多く含んでいるため、
ガンの増殖抑制効果について広く研究されています。
人間向けにはサプリメントなども多く出ていますね。

うれしいことに、ニオイや味も少ないので、
どんな子でも比較的嫌がることなく
お召し上がりいただけます。


食物からとってもいいのですが…

もちろんサプリではなく、
食材としてのたもぎ茸を食べることも
体には良くて美味です!
お鍋に入れてもよし!味噌汁に入れてもよし!です。
ぜひ人間にもペットにもおすすめしたいです。
加熱したきのこはペットが食べても大丈夫です😊

しかし、サプリで摂取できる
有効成分を摂取できる量を食べようとすると、
常識離れした量を食べなければならなくなります。
経済的にもサプリで摂取したほうが
お得であるといえるのです。

ちなみにたもぎ茸の生産量は、
全国でも北海道がだんとつ1位です。
ヘルシーアニマルズの原料も
北海道産のものを使っています。
たもぎ茸の成分を壊さないように
丁寧に熱水抽出したものをパウダーにしているので、
少量でたもぎ茸の有効な成分を摂取できます。
もちろん、たもぎ茸の美味しさもぎゅっと凝縮されていますので、
お味噌汁などに加えてもとても美味しいですよ!

QOLの向上に役立ちます!

ヘルシーアニマルズのたもぎ茸サプリには、
液体と粉末の2種類があります。
液体はたもぎ茸のエキスがギュッとつまったスープです。
そのままワンちゃんネコちゃんに飲ませてあげてくださいね。
成分が濃厚なのに飲みやすいので、
即効を求める場合は液体です。
水分補給にもなります。
粉末はとても細かいパウダー状になっているので、
フードに少しトッピングするだけで与えることができます。

サプリの詳しい使い方はこちらをご覧ください。
【サプリのトリセツ①】たもぎ茸サプリの使い方


サプリメントはお薬ではありませんので、
「がんに効く」「認知症が良くなる」など
具体的な効能をうたうことはもちろんできないのですが、
実際にがんや認知症にお悩みのワンちゃん、ネコちゃんに与えたところ、
進行が穏やかになった、腫瘍が小さくなったなどの
反響をたくさんいただいています。
つらい症状でお悩みのワンちゃんネコちゃんの
QOL(生活の質)の向上のために、
サプリメントを上手にお役立てください!