前回のブログで「涙やけには目のケアも有効なので、
アロニアサプリが良いですよ!」とオススメしたところ、
立ち寄ったお店でアロニアを使ったお菓子を見つけました。
このブログでも2年以上前にアロニアについて少しご紹介しましたが、
その後アロニアはますます注目されているようです!
そこで改めて「北のミラクルフルーツ」とも呼ばれる
アロニアのちからについて調べていきたいと思います。
アロニアってどんな植物?
最近よく聞く「アロニア」という果樹。
直径5ミリ~1センチぐらいの可愛い赤や黒色の実をつける
ベリーの一種です。
赤色の実は観賞用、黒色の実は食用です。
北海道の方は分かると思いますが、
実のなり方がナナカマドと似ているため、
「黒いナナカマド」とも呼ばれているらしいです。
アロニアの木は1メートル~3メートルぐらいの低木で、
寒さにとっても強いので北国で多く栽培されています。
北アメリカ大陸が原産で、
リンゴやイチゴ、桃、梅などと一緒の「バラ科」です。
アロニアはお庭の木に使っているおうちも多いです。
お庭に植えても大きくなりすぎず、
落葉の量も少なく枝葉も繊細で可愛いので、
ナチュラルなガーデンづくりにぴったりなのです。
春にはホームセンターで苗木を見かけることも多いので、
お庭があれば植えてみるのも楽しいかもしれません。
北海道は全国生産量第一位!
果樹は暖かい地方で栽培されているものが多いですが、
アロニアは寒さに強いので、北の地方で多く栽培されています。
原産は北米で、元々はネイティブアメリカンが食べていたそうですが、
第二次世界大戦後、ソビエト連邦で品種改良されて、
東欧や北欧で広く栽培されるようになりました。
現在はポーランドやイタリア、ドイツで多く栽培されているようです。
日本では1970年代に農林水産省果樹試験場が
ロシアから種子を輸入したことがきっかけとなり、
大滝村(現伊達市大滝区)で栽培が始まったそうです。
伊達市は現在も日本一の産地となっており、
北海道の多くの地域に広がっています。
日本全国では北海道で全体の8割以上が生産されており、
岩手県、新潟県がそれに続きます。
北海道ではアロニアジャムやジュース、ドリンク、
果実酒など、様々な製品に使われています。
ドライフルーツやアロニアキャンディー、
アロニアせんべい、アロニア酒など、
自然な色もキレイな上、
さわやかな酸味が美味しいですよ!
生食に適さないのはなぜ?
寒いところでも栽培しやすく、
加工にも適しているアロニアですが、
生食には適していません。
その理由は「生で食べると渋味、苦味がありすぎる」ということです💦
アロニアは英語で「チョークベリー」と呼ばれていますが、
名前の由来は、苦味と渋味で息がつまる(choke)からだと言われています(!)
1度生で食べたことがありますが、渋さを強く感じて、
生で食べるのは二度と止めようと思いました…。
そこがブルーベリーやラズベリーなど、
そのまま生で食べてもおいしい果実と違うところですね。
渋抜きするためには、冷凍して再度解凍すると渋が抜けると言われています。
アロニアの場合は、渋味が強いので2~3度その工程を繰り返して
やっと渋が抜けてゆきます。
その上でジャムや菓子などに美味しく加工しているそうです。
抗酸化物質・ポリフェノールの宝庫!
そんな苦味、渋味のあるアロニアですが、
ミラクルフルーツ、スーパーフードと呼ばれるほど様々な栄養に優れています。
特に豊富なのは抗酸化物質・ポリフェノール!
ポリフェノールは、植物が紫外線から身を守るために自ら作り出す成分の総称で、
強い抗酸化作用があります。
抗酸化物質は、体内で発生する活性酸素などの有害物質を除去する作用があるので、
動脈硬化やガンなど生活習慣病の予防に役立ちます。
ポリフェノールというと、
ワインやチョコレートなどに多く含まれているのが有名ですが、
1つの物質ではなく、約5000種類以上の物質の総称です。
アロニアにはそのうち「アントシアニン」「β-カロテン」が特に多く含まれており、
いずれも強力な抗酸化物質です!
1つ1つの働きを見てみましょう。
①アントシアニン
アロニアにたっぷり含まれているアントシアニンは青紫色の天然色素です。
ブドウやリンゴ、イチゴ、ブルーベリー等の果実、
ナス、シソ、マメ種子の美しい赤色や紫色の色素成分の多くを構成しています。
アントシアニンは植物が紫外線などの有害な光から身を守るために存在しています。
抗酸化作用にすぐれているので、体内で生まれ、人体にダメージを与える活性酸素の生成を抑制する効果があります。
その結果、視力・視覚機能の改善眼精、眼精疲労の予防や、
肥満・糖尿病に対する予防・抑制作用があるとされていますので、
目のサプリメントやアンチエイジングのサプリメントなどにも利用されています。
②β-カロテン
β-カロテンは、植物がもっているオレンジ色の色素成分です。
野菜ではにんじん、ほうれん草、ピーマン、ブロッコリーなどに多く含まれています。
β-カロテンにも、アントシアニン同様に強い抗酸化作用があるのが特徴です。
食物から体内に入ったβ-カロテンは、一部が小腸で吸収され、
体内で必要な量のみがビタミンAへと変換されます。
ビタミンAの働きには以下のようなものがあります。
◎夜間視力の維持
◎粘膜や皮ふを健康に保つ効果
◎免疫力を保持する効果
◎ガンを抑制する効果
目に良い抗酸化物質が2種類も含まれているのがアロニアなんですね!
目に良いというとブルーベリーが頭に浮かびますが、
アロニアはブルーベリーと比べて
アントシアニンは約4倍、β-カロテンは約95倍の含有量だそうです。
まさにスーパーフルーツです。
ワンちゃんやネコちゃんには食べさせないほうが良い野菜・果物もありますが、
アロニアはペットが食べても大丈夫ですので、
安心して与えることができるのも嬉しいですね。
サプリが便利!飼い主さんもご一緒に!
しかしポリフェノール類がいかに目や体に良いとはいえ、
多く含む食べ物で摂取しようとすると、
ありえない量を食べなければならないので非現実的です。
大量のブロッコリーをペットに毎日与えるわけにもいきませんし、
アロニアの果実をたくさん食べさせるわけにもいきませんね。
そこで便利なのはやっぱりサプリメントです。
ヘルシーアニマルズの「北海道アロニアサプリ」は、
北海道産アロニアを100%使用し、
栄養を損なわない低温製法で丁寧に作ったアロニアパウダーなので、
簡単にアロニアの栄養を摂ることができます。
使い方は、いつものフードに少しふりかけていただくだけです。
ワンちゃんネコちゃんはもちろん、
飼い主さんもヨーグルトに入れたりするなどして
美味しくお召し上がりいただけます!
飼い主さんもご一緒に目のケアにいかがでしょうか?
くわしい使い方は【サプリのトリセツ】をご覧ください。
涙やけをはじめとするペットのお目目のトラブルに
北海道産アロニア、試してみませんか?