今年に入って、ヘルシーアニマルズではトリミングサロンで爪切りサービスを始めました。
詳しくはのちほど紹介させていただきますが、
それをきっかけに飼い主さんの爪切りについてのお悩みをよく伺うようになりました。
最初は自分でやっていたけど、やはり怖いのでサロンに任せている方や、
自分でやってみたいけどワンちゃんが爪切りをいやがるので困っている方など、
ペットの爪切りについては様々なお悩みがあります。
そこで今回は愛犬・愛猫の爪切りについて一緒に考えてゆきましょう!
なぜ爪切りが必要?
当たり前のように必要だと考えている「爪切り」ですが、
そもそもなぜペットに爪切りが必要なのでしょうか。
元々犬も猫も先祖は狩猟生活を行っていたので、
狩りのために爪が必要だったのですが、
ペットとして生活している現代でも、
爪には足を保護する大切な役割があります。
爪は滑り止めの役割を果たしています。
現代はフローリングのおうちが増えていて、
ペットの足にとっては滑りやすく関節に負担がかかるのですが、
爪があるので滑ることなく歩くことができるのです。
かといって長くなりすぎると、
地面にひっかけたりして危険です。
室内でも爪が伸びすぎるとカーペットにひっかけて
ペットがけがをすることもありますから、
爪切りをしてあげる必要があります。
外で暮らしているワンちゃんネコちゃんは、
歩くことで爪が自然と適度な長さに保たれていたのですが、
室内生活と通常の散歩だけでは、
削れる量が爪の伸びるスピードに追い付きません。
ペットの爪はフローリングを傷つけたり、
人間を引っかいてしまうこともありますが、
ペットの足を守る大切なものです。
爪を切る場合も必要以上に短くするのではなく、
安全な範囲で切ってあげるようにしましょう。
爪切りはどのぐらいの頻度で必要?
ワンちゃんは10日に1度、
ネコちゃんは3~4週間に1度切ってあげるのが
理想的な頻度です。
毎月決まった日(例:1のつく日、0のつく日など)を爪切りの日にすると
忘れることがなく便利です。
定期的に切ってあげましょう。
その他、床を歩いていて
カチャカチャと爪の音が聞こえるようになったときや、
爪がカーペットに引っかかりやすくなったとき、
甘えてきたときに爪が痛く感じるときなど、
状態を見て随時切り時を判断してください。
ワンちゃんは爪があまり伸びすぎると、
爪の中に血管が発達してしまい、
その後爪を切ることがむずかしくなる場合があります。
黒い爪の子など、中まで見ることができないので、
光にすかすなどして、
血管の位置を確認してあげましょう。
爪切り道具、どれを選べばよい?
ペット(犬・猫)用爪切りには、4つほどのタイプがあります。
1つ1つ見ていきましょう!
①ギロチンタイプ
ペットの爪切りとして最もメジャーなのがこのタイプです。
動物病院やペットサロンでもこのタイプを使用していることが多いです。
特徴としては軽い力でサクッと切ることができるので、
ワンちゃんネコちゃんのストレスが少なく爪切りすることができます。
②ニッパータイプ
ホームセンターなどで販売されているペットの爪切りに多いタイプです。
どなたでも安全に使いやすい形になっています。
始めて爪切りにチャレンジする場合使いやすくておすすめです。
③ハサミタイプ
小ぶりなハサミのような形ですので、
小さくて柔らかい子犬やネコちゃんの爪を切ってあげるのに適しています。
硬い爪には厳しいかと思います。
④電動タイプ
人間が使う電動爪磨きのようなタイプです。
高速で回転する爪削りパッドで爪を削ります。
爪切りの姿勢が苦手な子でも使いやすいのですが、
電動特有の音を嫌がる子もいます。
また少しずつ削ることができますので、
硬くなって乾燥しがちなシニア犬の爪でも
割れることなく削れます。
爪切りの苦手な子はどうすればよい?
爪切りの苦手な子には、
爪切りの際にじっとしているのが苦手な子と、
爪を切られること自体に恐怖を感じる子の2タイプがいます。
前者はじっとしていること自体が苦手なので、
比較的落ち着いているときに
サクッと爪切りを済ませてあげたいものです。
できれば1人ではなく複数で、
1人は抱っこしてあげる係、
1人は爪を切ってあげる係と分担し、
安心している間にいつの間にか爪切りを済ませてあげるのがオススメです。
後者は爪を切られるときの音や、
ハサミのようなものに恐怖を感じるタイプなので、
電動タイプの爪切りで爪を削ってあげると良いでしょう。
人間でも人に爪を切ってもらうのは怖くても、
ハンドケアをされると気持ちよいものですよね。
愛犬・愛猫のタイプに合わせて
やり方を変えることで爪切りタイムが快適になるかもしれません。
爪切りのちょっとしたこつ
爪切りのコツですが、
基本、爪は肉球と同じ高さか、
少し出る長さに切ってあげてください。
あまり短くすると血管に触れて出血することもありますし、
そこから菌が入って感染症を起こす場合もあります。
また摩擦が減りすぎてフローリングや地面で滑りやすくなり、
関節や足に負担がかかってけがをすることがあります。
爪が硬い子はお風呂上がりに爪切りを行うのもオススメです。
お風呂上がりは爪も柔らかくなって切りやすいです。
またどの子にも言えることですが、
そもそも爪切りはペットに喜ばれることではありませんので、
頑張った後にごほうびとしておやつをあげるのもオススメです。
爪切りが終わったらおやつがもらえる!という記憶を与えることで、
いやだけどおやつがもらえるなら付き合ってやろうかなぁ(笑)
と少しずつ思ってくれるようになります。
不安な場合はサービスを活用しよう!
それでも愛犬・愛猫が爪切りが苦手だったり、
飼い主さんに不安がある場合、
切ってくれるサービスを利用しましょう。
動物病院やトリミングサロン、
ペットショップなどで行っているところが多いです。
価格は1回500円ぐらいからが相場です。
ヘルシーアニマルズ本店のトリミングサロンでも、
今年から爪切りだけでもご利用いただけるようになりました。
1回500円の良心価格で実施しております。
ご予約していただくと確実ですし、
ご予約なしでも時間が空いていればOKですので、
お散歩がてら爪切りにふらりとお立ち寄りいただくのも歓迎です。
ペットの爪を切るついでに
私どものお店にも遊びにいらしてくださいね。
美味しい安心安全なおやつも色々そろっております。
スタッフ一同ご利用をお待ちしております!
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TEL.011-616-1357
(営業時間/11時~17時 木曜定休)