2022.11.12

幸せの黄色いきのこ「たもぎ茸」を犬と猫の健康に!

私事ですが…
最近、忙しい日が続いています。
またコロナも流行り始めていますし、
体調の維持が気になりますよね。

健康法というほどではありませんが、
毎日みそ汁を飲むようにしています。
その際によく入れる具が「きのこ」です。

しめじ、まいたけ、しいたけ、なめこなど…
カロリーも低く、食物繊維もたっぷりで嬉しい食材ですね!

きのこといえば、
ヘルシーアニマルズでは「たもぎ茸」の薬効に注目し、
サプリメントを作ったり、おやつに配合したりしています。

たもぎ茸、みそ汁に入れても美味しいですよね。
しかも体に良い貴重な成分が含まれているなんて!
まさに「幸せの黄色いきのこ」です。

今日は「たもぎ茸」に含まれる成分とその効果、
ペットへの与え方について掘り下げてみようと思います。

ペットにきのこを与えても大丈夫?

時々、聞かれることがありますが、
ワンちゃんやネコちゃんに、
加熱したきのこを与えても大丈夫なのでご安心ください。
(※もちろん毒キノコはダメですよ)

ただし、生のきのこを与えることは避けてください。
人間でも生のきのこは食べないほうが安全です。
例えばマイタケには、
たんぱく質分解酵素「プロテアーゼ」が含まれており、
生で食べると喉がイガイガしたり、お腹を壊すことがあります。

また、きのこは高温多湿の環境で育ちますので、
表面にカビや雑菌が繁殖していることもあります。
ゆでたり煮たり、何らかの形で加熱して与えてくださいね。

余談ですが、生のマイタケを入れると
茶わん蒸しが固まらなくなるそうです。
卵のたんぱく質に影響を及ぼすからです。
それほど強力な酵素なのですね。

たもぎ茸ってどんなきのこ?

たもぎ茸は、ヒラタケ科の食用きのこです。
黄金色(黄色?)の上品な色合いが特徴で、
「コガネシメジ」と呼ばれることもあります。

低カロリーで食物繊維やミネラル豊富な
きのこ類の中でもたもぎ茸はずば抜けた栄養価を持ち
「スーパーきのこ」と評されています。
栄養についてはのちほどご紹介しますね。

最近はスーパーのきのこ売り場でもよく見かけます。
北海道や東北、九州で多く栽培されているそうです。
山の中の倒木などに自生していることもあります。(ワイルド~!)

「だしきのこ」とも呼ばれるほど、
うまみ成分を多く含んでいるので、
美味しいだしが出ることで知られています。
みそ汁の具にはぴったりですね。

残念ながら黄金色のキレイな色は、
加熱すると消えてしまいます💦
また水溶性なので、汁ものにすると色が抜けてしまいます。
しかし栄養には関係ありませんので、加熱してお召し上がりくださいね。

すごい成分①
「βーグルカン」

さて、とても美味しいたもぎ茸には
どのような成分が含まれているのでしょう。

まずは抗酸化作用に優れた
『β(ベータ)グルカン』の含有量が、
健康きのこの代表格・アガリクスの約2.5倍も含まれています。

βグルカンとは多糖類の一種で、食物繊維の仲間です。
主に、きのこの細胞壁に含まれています。

腸内の免疫細胞に直接働きかけるので、
免疫力を高めてくれると言われています。

βグルカンには、
以下のような効果が認められています。

  • 免疫力向上
  • ガンの抑制
  • コレステロール値の低下
  • 腸内環境を整える


βグルカンの中には、
抗がん剤として利用されているものもあります。

βグルカンの中でも、
「(1→3)-β-D-グルカン」という
抗腫瘍活性を持つグルカンです。

一般の抗がん剤とちがい、
ナチュラルキラー細胞やマクロファージなどの
免疫細胞を活性化することで、
がんを抑制するタイプの抗がん剤です。

たもぎ茸はこれを多く含んでいるため、
ガンの増殖抑制効果について広く研究されています。
人間向けのサプリメントなども多く出ていますね。

すごい成分②
「エルゴチオネイン」

エルゴチオネインって、
舌を噛みそうな単語ですね…😊

エルゴチオネインとは、
キノコなどの菌類や一部の細菌のみが合成できる抗酸化物質です。

抗酸化作用がとても強く、
DNAの損傷や過酸化脂質の生成を防ぐ働きがあるそうです。

DNAの損傷は毎日発生し、
体内で自動的に修復されていますが、
きちんと修復できないと
ガン発生につながったり、遺伝的影響を起こす可能性があります。

また、過酸化脂質とは、
コレステロールや中性脂肪といった体内の脂質が
活性酸素で酸化されたもの
を指します。
例えば、加齢臭の原因とされている
4-ヒドロキシノネナールなどです💦

体内で過酸化脂質が増えすぎると、
シミやシワの原因になる他、
血管で血栓を作り、動脈硬化を引き起こしたり、
細胞を傷つけガンの要因にもなります。

またエルゴチオネインは、
紫外線による肌の老化も抑制する効果があると言われています。
美容を気にかける方にも嬉しい成分ですね。

このエルゴチオネインが
他の食用キノコと比べると、
たもぎ茸には段違いに多く含まれています!

エルゴチオネインは、
人間やきのこ以外の動植物は
体内で合成することができないため、
外から摂取することで補うことができます。
たもぎ茸で健康に美しくですね。

ワンちゃんネコちゃんにたもぎ茸の成分を!

このように、素晴らしい成分が含まれているたもぎ茸ですが、
私たちの可愛いペットたちには
どのように与えればよいのでしょう?

先ほども書きましたが、
犬や猫に加熱したきのこを与えても大丈夫です。

蒸したりゆでたりしたたもぎ茸を、
毎日少しずつフードに混ぜてあげるのも良いですね。
食物繊維も多く含まれていますので、
お通じ対策にも良いものです。

しかし、特にネコちゃんなど、
たもぎ茸の香りや食感が気になって
食べてくれない繊細な子もいます💦
(※それほど匂いはありませんが、
ワンちゃんネコちゃんは嗅覚が鋭いですものね)

また、たもぎ茸をそのまま食べる場合、
あまり多くの量を食べることはできませんが、
成分を効率的に多く与えてあげたい場合もありますよね。
そんな場合はサプリメントの活用がオススメです。

よく「スーパーで売っているたもぎ茸を
ワンちゃんに与えてもよいのでしょう?」
というお問い合わせをいただきます。

与えること自体はとても良いことなのですが、
フードに少しトッピングしてあげることと、
サプリメントを与えることとでは、
その意味合い(目的)が違います。

理由は、成分の含有量が
食材とサプリメントでは
全く違っているから
です。

サプリメントには、
たもぎ茸の成分がギュッと凝縮されています。

例えば大型犬の場合、
たもぎ茸のサプリメント(粉末)の
1日の摂取量約スプーン1杯に含まれる成分を
食材としてのたもぎ茸から摂ろうとすると、
なんと1日にたもぎ茸を約50個(!)分
食べなければならないのです。
ちょっと無理ですよね…💦

健康な子の病気予防にはもちろん、
ガンなどの病気で免疫低下している子や、
食が細くなってきたシニアの子
などには、
凝縮された成分をしっかりと与えてあげたいものです。

そのような目的でおすすめしているのが、
ヘルシーアニマルズの人気定番商品、
「たもぎ茸サプリ」シリーズです。


【免疫・腫瘍・アレルギー】北海道産 たもぎ茸濃縮エキス
https://healytanimal.thebase.in/items/14038925
【免疫、腫瘍、アレルギー】北海道産 たもぎ茸サプリ( 免疫、健康維持のサプリ)【25g】(無添加・無着色)「犬・猫用」
https://healytanimal.thebase.in/items/10546237

【免疫、腫瘍、アレルギー】北海道産 たもぎ茸サプリ( 免疫、健康維持のサプリ)【100g】(無添加・無着色)「犬・猫用」

https://healytanimal.thebase.in/items/15071975


北海道産のたもぎ茸を原料に使った
無添加・無着色のペット用サプリメントのシリーズです。

液体タイプと粉末タイプをご用意しています。

液体タイプはパウチに入ったスープ状で飲みやすいので、
どのような子にも適しています。
病気の子でも飲みやすいです。

粉末タイプはフードに混ぜて与えるので、
最初は受け入れてくれない子もいますが、
根気強く続けるうちに
ほとんどの子は食べてくれるようになります。

決してあきらめずに続けてあげてください!
ペットの健康にあきらめは禁物です😊

そうそう、

βグルカンやエルゴチオネインなど
華々しい成分の陰に隠れてしまいがちですが、

たもぎ茸に多く含まれているセラミドという物質には
お肌の保湿や抗アトピーに期待ができます。

乾燥やほこりから肌を守るバリア機能も備わっていますので、
アレルギーの子にもおすすめですよ。

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